もう寝ないといけないの時間なのに気が張っている、どうしても眠れない。そんなときにおすすめのヨガポーズをご紹介します。呼吸が深まって、自然と睡眠に入ることができます。
スムーズに眠るためには呼吸を深くしよう
疲れているはずなのに眠れない、考えごとが止まらない、など、眠りたくても眠れない経験をしたことがある人は少なくないと思います。そんなときにおすすめしたいのが呼吸を深めること。
眠れない時は、呼吸が浅くなっている可能性があります。浅い呼吸の時には自律神経系の中の交感神経が優位となっていて、体が緊張し休みにくい状態に。反対に、呼吸が深くなると、副交感神経の働きが優位になり体をリラックスさせて休息へと導きます。寝る前に深い呼吸をして自律神経のバランスを整え、安眠を目指しましょう。
イラストAC
筋肉のこわばりも眠れない原因のひとつ
呼吸のほかに、筋肉の張り・緊張もスムーズな入眠を妨げる原因と考えられます。筋肉を緩めてほぐすことで血流がよくなり体が温まり、副交感神経も優位になりリラックスしやすくなります。筋肉の緊張を取り除き呼吸を深めましょう。
寝る前1分!バナナのポーズ
呼吸運動に関わる体の横側(体側)を伸ばすポーズです。スタート時は落ち着かずじれったくなるかもしれませんが、ゆったりと深い呼吸をしながら行いましょう。
①仰向けになり、両脚を揃えて、両腕は頭の上へ伸ばします。
②両脚・両腕を体の右側へ移動します。
③余裕があれば、右足首の上に左足首あたりを乗せ、右手で左手首を持って体の左側をさらに伸ばします。
④そのまま深い呼吸を5回行います。
Photo by Takayo Onoda
⑤ゆっくりと戻り、反対側も同様に行います。