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デトックスや美白効果も!アーユルヴェーダ式「朝イチ白湯習慣」のススメ

皆さんは毎朝起きたら必ず行う習慣ってありますか?私が何年も前からほぼ毎日続けていること、それは『白湯を飲む』こと。白湯を飲むことで私が一番実感した効果は『デトックス』!毎朝白湯を飲んだ後には必ずトイレへ行きたくなるほど。白湯の効果ってすごいなと実感しながら、この機会に白湯について調べてみました。

中村優希

白湯って何?

「白湯(さゆ)」とは、お湯のこと。水を沸騰させ、 沸騰したお湯を人肌より少し高めの温度まで冷ましたものを「白湯」と呼びます。「湯冷まし」とも呼ばれており、昔から薬を摂取する際に一緒に飲まれていたものです。沸騰させているため、不純物もなく口当たりも柔らかくなっているのが特徴です。またインド発祥の伝統医学であるアーユルヴェーダでは、お白湯はすべてのエネルギーバランス(ヴァータ・ピッタ・カパ)を整え、体内を浄化してくれる魔法の飲み物と言われています。

アーユルヴェーダ

白湯の作り方

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、やかんにきれいな水を入れ火にかけ沸騰したら蓋を外し、10~15分ほど沸かしたものを カップに注ぎます。それを人肌温度より少し高めのだいたい50℃くらいに冷ましたら出来上がりです。この50℃くらいがちょうど体に取り入れやすい温度と言われています。低すぎたり高すぎると体に負担がかかってしまいます。私はいつも朝起きたらすぐにやかんに水を入れ、火にかけます。その間に歯磨きや洗顔など朝支度をしていると15分ほど経つのであとはマグカップに注ぎ、お化粧などをしている間に50℃くらいの温度になります。白湯をマグカップに入れ、 マグカップが少し熱いなと思うくらいの感覚がちょうどいいと感じます。

アーユルヴェーダ

沸騰させないとダメなの?

50度という温度を守ればいいわけではありません。沸騰する前に50度に達したら火を止める、水で割って50度にするなどの作り方はおススメしません。沸騰させることで水道水の不純物を取り除くこともでき、水道水独特のカルキ臭も軽減されるので、必ず沸騰させてから冷ますようにしましょう。

白湯の飲み方

朝に白湯を飲むのをおススメします。朝飲むことで、内臓をゆっくりと目覚めさせるので内臓が活性化します。内臓が活性化することで体が温まりますので血流も改善し、代謝も上がります。また朝のお白湯でお通じがよくなる効果もあります。ただ、一気に飲むことで内臓に刺激を与えてしまうことになるので ゆっくりと時間をかけて少しずつ口に含みながら飲むことが大切です。

白湯の効果は?

冷え性改善

朝に白湯を飲むことで胃腸が温まり、 血流も良くなることで体がポカポカし冷え症改善に効果的です。実際、私も白湯を飲むようになってから手足の冷えがかなり改善されました。

デトックス効果

白湯を飲むことで内臓が温まり、活性化へと繋がり、老廃物を輩出してくれるのです。 アーユルヴェーダでは朝に白湯を飲むことで体内を浄化、きれいにしてくれる効果があると言われてます。また、白湯には不純物が入っていないため体内に吸収されやすく利尿作用が高まります。

アーユルヴェーダ

美肌効果

肌トラブルの原因の一つは、血流の流れが悪くなることです。血流が悪い状態だとリンパの流れも悪くなり、老廃物が流れずに肌にニキビや吹き出物として現れます。白湯を飲むことで血流の流れも良くなりますので、美肌効果にもつながるんです。実際に、白湯を飲むようになってから肌のトラブルもなくなりましたよ!

白湯のススメ、まとめ

私も毎朝に白湯を飲み始めてから数年くらいが経ちましたが、始めはただのお湯を飲むことにとても抵抗がありました。 ただ、続けることで、だんだんと白湯が美味しく感じるようになります。今では『甘い』と感じるようになりました。朝ほんの少しの作業を加えることで、とても体に良い効果を得ることができます。皆さんも是非チャレンジしてみてください。

教えてくれたのは…中村優希さん
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。都内ヨガスタジオの他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師を務めるなど多岐にわたる。またヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務める。"誰でも楽しめるヨガ"をモットーにアロマを使ったリラックス系のクラスが人気。 Lani yoga主宰。2018.19秋冬Chacottモデル AEAJ認定アロマアドバイザー。Instagramアカウント:@yuki.nakamura.yoga

Lani yoga
@yuki.nakamura.yoga
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