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トラウマを抱えた人を救う8つのヨガポーズ|トラウマ経験を活かして人を助ける

6.鷲のポーズ

右足でバランスをとる。左腿を右腿の上に重ね、左足を右足首に絡める。両太腿をグッと引き寄せ、呼吸に合わせてへそを背中へと向かって出したり凹ませたりする。左腕を右腕の下に絡め、手のひら(または手の甲)を合わせる。指先は天井へとまっすぐ伸ばし、肩甲骨は背中側へと下ろすようなイメージ。吸う息で腿と腕をしっかりと巻きつける。吐く息でやや深めに座る。そして反対側も同様に行う。「このポーズは大変ですが効果があります。ゆっくりと意識的に呼吸に合わせて動く必要があり、また同時に心の状態もそれに合わせなければいけません。今というときを意識するのに大変良いポーズです」とエムは言う。

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鷲のポーズ/YJ US

7.ヘッドスタンド(逆立ち)

(壁にもたれた)伸びをする子犬のポーズから、両手の小指が均等にマットを押すように手を握る。手と手の間に頭のてっぺんを持ってきて、つま先が見える位置に足を歩かせる。

伸びをする子犬のポーズ

片足ずつ足を伸ばしていく。両ひじを抱きながら、前腕と頭の上に体重をかける。お尻が肩の上あたりに来るまで、両ひざを抱きかかえて胸へと引き寄せる。呼吸に合わせてへそを背中へと向かって出したり凹ませたりして、コアを活発にしよう。片足を上げてからもう片足を上げよう、するとお尻と肩の上にちょうど足が来る。吸う息で足をしっかりと引き上げ、吐く息でお腹を凹ませる。「このポーズはとてもシンプルですが、呼吸と繋がれる一番良いポーズです。瞬間的な満足ばかりが横行する現代社会において、このポーズをとると努力をすれば必ずや結果はついてくるということを教えてくれるように思います」とエムは述べる。

コア
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ヘッドスタンド(逆立ち)/YJ US

8.コンストラクティブ・レスト

仰向けに寝て、膝は曲げ、両足のひらはマットの両端にのせる。腰を解放するために両ひざをノックしてみよう。首と肩をリラックスさせ、目は閉じて片方の手を心臓の上に、もう片方の手を腹にのせよう。息を吸うたびに体と胸が開くので両手で浮いてくるのを感じよう。息を吐くときは体が重く感じるはず。「このポーズをすると落ち着きます。体の上に置いた手の重みが穏やかにしてくれます。体への効果だけでなく、心の中のスペースにアウェアネス(気づき)ももたらしてくれるのです」とエムは言う。

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コンストラクティブ・レスト/YJ US

教えてくれたのは…ブリタニー・パイパー&エム・ギーヴスさん
彼女たちによるリトリートは2019年3月28日〜31日、アメリカ カリフォルニア州アイディルワイルドでおこなわれます。普段から実践できるマインドフルネス&グラウンディングのプラクティス、呼吸法、アーユルヴェーダ料理、ジョシュア・ツリー国立公園でのハイキング、リトリートのリーダーたちとの個別セッション、トラウマからの回復を導くヨガなどの活動が行われます。詳しくはこちらをご覧ください。seekretreat.com.

リトリート
グラウンディング
アーユルヴェーダ
リトリート
seekretreat.com.

ヨガジャーナルアメリカ版/「Here’s How We’re Using Our Experience of Trauma to Help Others」

Here’s How We’re Using Our Experience of Trauma to Help Others
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