つくってみたい!基本のおせち
そろそろ「おせち」のことを考え始めたい時期ですよね。スーパーにもさまざまなおせち料理が並び始めていますが、意外と簡単につくれるものも多いんです。いつもは市販品を買っている人も今年は何品かつくってみませんか?
一の重「祝い肴・口取り」
①金運&勝負運アップ!栗きんとん
黄金色に輝くことから金運上昇を願う料理になったきんとん。栗の甘露煮を使えば、栗きんとんも簡単!さつまいもを煮たら甘露煮と一緒にフードプロセッサーにかけて滑らかに。フープロを使えば裏ごし不要でラクチン。
②邪気を払って無病息災に、黒豆
まめに働き1年元気に過ごせるようにという意味が込められた黒豆は豆から煮てみよう! 黒砂糖を使って煮ると、重曹を使わなくてもふっくらおいしく。たくさんつくって余ったら、豆ご飯や焼き菓子にアレンジしてみて。
③子孫繁栄!味付けかずのこ
「ニシン(二親)」の当て字から子孫繁栄の縁起物になったかずのこ。実はおうちでも味付けできます。水に漬けて塩抜きをしたあとに、調味料と一緒に煮て漬けておくだけ。お好みで唐辛子を入れるなどアレンジも可能です。
④学業成就、伊達巻き
巻物が知性を象徴することから学業成就の意味が込められています。卵とはんぺん、調味料をフードプロセッサーで撹拌したら、フライパンで焼き上げて、熱いうちにすだれで巻けばできあがり。甘さ控えめにつくれて健康的。
⑤初日の出を意味する縁起物、紅白かまぼこ
かまぼこの赤は魔除け、白は清浄を意味してます。半円形に切ってもいいけれど、飾り切りをすれば華やかさがアップ。数個だけ飾り切りをつくって、ポイントになるところに飾るとかなり華やかなお重ができあがり。
⑥子孫繁栄を願う、ニシンの昆布巻き
「よろこぶ」との語呂合わせで縁起物とされる昆布巻き。難しいイメージがあるけど、身欠きニシンを昆布で巻いてかんぴょうで結んで煮るだけ。時間は少しかかるけど、ほったらかしでいいのでめちゃくちゃ簡単です。
⑦五穀豊穣!田作り
イワシを田んぼの肥料にしたことからおせちになった田作りは、ごまめ(五万米)とも呼ばれます。フライパンで炒ってしっかり水分を飛ばすことで、カリッとおいしく。電子レンジを使えば時短もできて簡単ですよ。