二の重「酢の物・焼き物」
⑧一家の平和を願う、紅白なます
紅白の水引を大根とにんじんで表現した縁起物。スライサーで千切りにしたら塩もみし、調味料を加えたらできあがり。時間をおくほどおいしくなります。ゆずの皮を加えたり、ゆずをくりぬいて器にするのも華やか。
⑨子孫繁栄!酢れんこん
多数の穴が空いてることから、将来の見通しがよくなるようにという願いが込められています。薄切りしたれんこんを調味液に漬け込むだけでラクチン。おせちだけでなく、普段の料理の箸休めとしても活躍します。
⑩立身出世を願う、ぶりの照り焼き
出世魚のぶりは縁起物とされ、冬に脂が乗るのでこの時期にぴったり!天然より養殖のほうがより脂がのっていておすすめです。ぶりは下味をつけて一晩寝かせると味が浸透します。焼きすぎると固くなるので注意して。
三の重「煮しめ」
⑪長寿の象徴、えびのうま煮
腰が曲がるまで長生きできるようにという願いが込められた海老。下処理が少し面倒ですが、出汁で煮て冷ますだけなので工程は簡単。海老を塩水で洗うことで臭みが取れてぷりぷりに!頭の先とひげを切ると食べやすくなります。
⑫家庭円満を願う!煮しめ
さまざまな食材を一緒に煮ることから家庭円満の縁起物と言われる煮しめ。飾り切りをすることで見た目が華やかになるだけでなく、味の染み込みもよくなります。普段のおかずとしても活躍するので、作り置きもおすすめ。