嘘みたいにやわらかい!「おろしで豚トロ煮」を実食
厚切りの豚ロース肉はどうしても固いイメージがあり、顎関節症持ちの私はあまり口にする機会がありません。
顎を痛めるリスクが頭をよぎりますが、ここで諦めては女が廃ります。
思い切ってひと口食べてみると「へ?やわらかい……!」目を離したすきに誰かがお肉をすり替えたのでは?と思うくらいにやわらかいんです。
写真で伝わらないのが悔しいくらいに、とにかくやわらかく口の中でとろっとほどけます。歳を重ねて歯が弱くなっても、この調理法さえ覚えておけば大丈夫だなあ、と謎の安心感を覚えました。
ごま油が香る醤油ベースのおろしだれが、旨みたっぷりの豚肉と相性抜群!刻んだ長ねぎの食感がシャキシャキと楽しく、食べ進める手が止まりません。
ご飯にのせて食べても、もちろん絶品です。
豚肉のコクと醤油ベースのおろしだれが、ホカホカの白ご飯にベストマッチ。ほどよい刻み海苔や小ねぎ、大葉や山椒粉などをトッピングしても美味しいですよ。
薄切り肉でも試してみました。一言で表すなら「生姜焼きの上位互換バージョン」。
老若男女に愛される人気メニューの生姜焼き……お前さんよ、まだ上に行けたのかい。お肉がジューシーなだけでなく、おろしだれがとにかくよく絡みます。
豚こま切れ肉を使ったのですが、お肉が薄いせいかかなりやわらかく仕上がりました。ある程度の食感や食べ応えを求める人は、大根おろしなしの方が良いかもしれません。
大根おろしの秘めたる底力をとくとご覧あれ!
大根おろしに漬け込むことで、豚肉の食感をやわらかく仕上げるチート級の裏技は、試さないと大損!食べた人の驚いた顔も必見ですよ。
漬け込み時間が多少かかりますが、実際の作業時間はあっという間なので、ぜひ作ってみてくださいね。