テレビやSNSで話題になることがたびたびある、ダイソーの便利グッズ「ときたま名人」。
卵を溶くことに特化した商品ですが、果たして本当にわざわざ買うべきアイテムなのか……?
「卵なんて何で溶いても大して変わらない」と思っている筆者が(笑)、比較してみました!
こちらがテレビやSNSで話題の「ときたま名人」
こちらがダイソー「ときたま名人」、価格は税込110円(2024年2月現在)です。バラエティー番組「ソレダメ!」などでも紹介され、たびたびSNSでも話題になっているダイソーのなかでもかなり有名なグッズですよね。
持ってみると「ときたま名人」は手にしっくり
サイズは、縦:約17cm×横:約6cm。通常の使い方なら必要はないものの、なんと耐冷は-20℃、耐熱は120℃としっかりした作りになっていました。
厚みは約5mmとかなり薄い!横から見たら、ヘアコームを持っているみたいですね(笑)。
肝心の使い方ですが、この薄さを活かして、ただ「左右に揺らすだけ」です。
「ときたま名人」にボウルの底に沿うような丸みがあるので、ちょうど左右に揺らしやすくなっています。形にはとっても意味がありそう。手首を使う力もいらず、とっても簡単です。
さて、「本当に卵を溶くのにときたま名人はマストアイテムなのか」の実験を2つしたいと思います。
【実験1】ときたま名人VS泡だて器VSお箸
さて、ときたま名人がどれほど卵を溶いてくれるのか、それを比較するために「ときたま名人」と「泡だて器(小さいサイズ)」「お箸」と戦ってみます。
ルールは簡単、「卵を15秒溶いてみたらどうなったか」です。
ではさっそくやってみましょう!
【お箸×15秒】の場合は?
「お箸で卵を溶く」は我が家の鉄板です。我が家はいつもこれ。15秒溶いた時の様子はよく見る感じですね。見ての通り、白身がかたまりで残っています。これをそのまま卵焼きに使うので、いつも白身のかたまり部分がある「色が均一ではない卵焼き」ができています。
【泡だて器×15秒】の場合は?
次は泡立て器で15秒の場合。お箸と比べると確実に白身が溶かれているのがわかりますが、今度は黄身が分離しているように見えます。黄身を細かく分離することはできても、その分離した黄身が溶けずそのまま残ってしまう感じです。
確かに、泡だて器は溶く目的ではなく「泡立てる」ためのものですもんね……。
最後は期待の【ときたま名人×15秒】!
それでは、最後に期待の「ときたま名人で15秒の場合」です。
白身のかたまりは少し残っているものの、たった15秒で黄身と白身が溶けてオレンジジュースのような見た目になっているのがわかります。
比較をするとこの結果……、
一目瞭然です。普段、お箸で溶いているつもりだったのが、いかに「混ぜているだけで溶けてない」のかがわかりました(笑)。そして、泡だて器も黄身を溶かすことが難しいことも。
ということで結果は!