いつでもどこでもできる“読書”
大人のいい趣味、新生活からはじめてみない?
読書は本さえあれば、いつでもどこでもはじめられて、続けられる趣味です。紙の本はもちろん、スマホやタブレットがあれば、電子書籍であらゆる本を読めますね。
今回は今から読書をはじめる人も、本が好きだという人にも、大人の女性に勧めたい「本」をご紹介します。別世界に連れて行ってくれる小説から、新しいライフスタイルを彩る新書まで、いろんな本をピックアップしていますよ。
訪れてみたくなる!カフェ×小説
①この喫茶店に通いたい
舞台は創業およそ50年の喫茶店「純喫茶パオーン」。店主の孫である「ぼく」が出会う不思議な事件から、人生のちょっとした真実を見つけ出す喫茶店ミステリーです。読んでいると、この喫茶店に通いたくなってきます。
②人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している
喫茶店「マーブル・カフェ」は、定休の月曜日に一度だけ「抹茶カフェ」を開くことになります。一杯の抹茶から、東京と京都をつなぐ12ヶ月の心癒されるストーリーをお届けします。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押しているのかも。
小説『木曜日にはココアを』の続編です。
▼同シリーズの前作はこちら
③いつもがんばっているあなたに響く
住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。がんばっている毎日から、ちょっと逃げたくなったお客さんが、ふらりと訪れます。いつもがんばっている人は、店主そろりの料理に心を優しくほぐされそうです。
④心が雨なら寄っといで
「喫茶ドードー」シリーズ第2弾。心が雨の日に、雨宿りしたくなるようなカフェです。店主が「あなたの悩みに効くメニュー」を用意してくれています。リアルな悩みに心がきゅっとしながら、店主の料理に癒されて、きっと心が晴れるはず。
⑤あなたにぴったりな絵本をお届け
札幌にある、とあるカフェ。看板には「おいしいスープ、置いてます。」。自分の立ち位置に迷っている人たちがふらりとやってきて、店主に話をすると、「御本が揃いましたらご連絡いたします」と告げられます。そして、再び訪れた人に絵本が手渡されます。スープを飲むように、絵本を読むように、ほっとひと息つける連作短編集です。
⑥お菓子の物語が甘くやさしくしみわたる
仕事も恋愛もぱっとしない岡野七子がたどり着いたのは、住宅街の洋菓子店「月と私」。さまざまな悩みを持つ人に、お菓子にまつわる魅力的なエッセンスを物語として届ける場所でした。甘く、やさしく、おいしい連作短編集です。