■ROOM2. 暮らしの中で湧いてくるイメージを形した1K・25㎡のインテリア
洋室の広さをポイントに初めての一人暮らしのお部屋を探されたお暇さん。暮らしの中で湧いてくるイメージとつくられたお部屋での過ごし方について伺っていきます。
就職を機に念願の一人暮らしを決めたお暇さん。それまでのライフスタイルに合わせて住まいも探されていました。
「物が多い私は築年数よりも、洋室の広さを重視しました。この部屋は洋室が8畳あり、模様替えも工夫ひとつで一気に雰囲気を変えられそうだと思いました」
「また元々持っていた家具のほとんどが濃い木材の色合いで、それらに合うような建具や床の色も決め手の一つでしたね」
ご自宅のインテリアはご自身で作ってみたり、手を加えられたものも複数使われています。大切にされているのは、暮らしの中で、感じたものを表現してみること。
「日々暮らしていくと、こんなお部屋にしたい、こんなものを作りたいなど色んなイメージが湧いてくるので、そのイメージを形にしていきたいなと考えています」
ダイニングテーブルとチェアは大学時代の卒業制作として作られたもの。一人暮らしで使う前提で考えられたのだそう。
他にも、本棚をはじめ、棚類は現在の住まいで作ってこられたものなのだそう。
「ホームセンターが近くにあったこともあり、欲しいと思ったものはまず自分で作ってみています。木製のものは色味や素材を意識して、お部屋の木の色合いと合わせることで統一感が出るようにしました」
「飽き性なところもあり、手を加えてより好きになれたらと他にも、ゴミ箱を赤く塗って使うなど、変化をつけながら楽しんでいます」
好きなお部屋になるよう、日々考え、チャレンジされている様子が各所で伺えました。
賃貸の場合、コンパクトに収まっていることも多いキッチン。お暇さんはここでも創意工夫しながら使いやすい空間になるよう手を加えられています。
「元々真っ白でシンプルだったコンロ周りは、壁紙シートを貼り、レトロな雰囲気にしました。タイルのデザインがとてもお気に入りです」
目で見て変化を楽しむ上では、ウォールデコレーションも楽しみのひとつだと話すお暇さん。
初めての一人暮らしのお部屋を日々楽しむために、色々な変化を付けられているお暇さん。
「お部屋の中のものが中心で、ベランダはあまり手が付けられていないので、植物を置き、チェアなどで寛げる空間が作れたらと思います。また、機会があれば別の住まいでもお部屋づくりに挑戦してみたいです」
次は、今と異なる畳のあるお部屋でも生活してみたいとお部屋づくりへの関心はさらに高まっている様子。今後まだまだ新しい空間が創り出されていきそうでワクワクするお部屋でした。
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