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[3/31〜4/6の運勢]4月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のさそり座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

正しさへの依存を断ち切る

今週のさそり座は、胸の奥に秘めてきた本音を思いきって誰かに伝えていこうとするような星回り。

第一次トランプ政権が誕生した直後、急激に売上をのばしたことで話題となったジョージ・オーウェルの小説『一九八四』には、思想犯罪を取り締まる「思想警察」が出てきますが、これはフィクションであるものの歴史的リアリティに根ざした概念と言えます。

例えば、17世紀後半から18世紀にかけてヨーロッパでおこった啓蒙主義では、キリスト教は迷信として攻撃された訳ですが、これは中世初期にカトリック教会が西欧各地に根付いていた土着的な信仰や風習を迷信として撲滅しようとしたことにそっくりです。

さそり座もまた、いま自身がなんとなく受け入れてしまっている“思想”がどこに由来するものなのか、改めて確認してみるといいでしょう。

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今週のいて座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

今まで魚をありがとう

今週のいて座は、妄想と現実、嘘とまことのあいだに引かれた境界線をみずから取り去っていこうとするような星回り。

『幻聴に返事をすると桜になる』(北大路翼)という句のごとし。

掲句の「桜」はまるで幻覚のようでおそらく本物であり、幻聴などと言いつつもこの句の本意は「嘘から出たまこと」的な驚きにあるのではないだろうか。

あなたもまた、積極的に空想の世界にのっかっていくことで突然変異やハプニングが生じていくプロセスそのものを楽しんでいくべし。

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今週のやぎ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

未開の反撃

今週のやぎ座は、表立って称賛されてきた人ではなく、その真価や功績が十分に評価されていない人にこそ焦点を当て、また積極的に関わっていこうとするような星回り。

文化人類学者の山口昌男の『敗者の精神史』では、明治維新で敗者の側となったさまざまな人物を取りあげることで、その後の近代日本の歴史を逆照射していきます(「敗者の生き方」)。

彼らはすべからく「近代日本の公権力を中心に築かれた空間の異人」であり、そうした「周縁」的な勢力として日本近代に独特の陰翳を添えてきたのだと山口は言います。

あなたもまた、偉人ではなく異人を讃えていくべし。

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