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[徹底解説]さつまいもを甘くする方法。調理器具別のコツと違い

炊飯器(調理が推奨されている場合のみ)

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さつまいもは、炊飯器でも甘くすることができます。さつまいもは低温でじっくり加熱すると甘くなるので、炊飯器の「玄米モード」は最適。さつまいもが大きくて入らない場合はカットして入れましょう。
※炊飯器によっては、炊飯以外の調理が推奨されていない場合もあります。事前に取り扱い説明書を確認してください。

【材料】
・さつまいも……1本
・水……100cc

【手順】
1. よく洗ったさつまいもと水を炊飯器に入れる

2. 炊飯器の玄米モードで炊く

甘みを引き出すポイント

炊飯器の「玄米モード」で炊く

実際に一番甘かった加熱方法は「オーブントースター」

もっとも手軽なのは、さつまいもと水を入れてスイッチを押すだけの「炊飯器」を使う方法。オーブンや電子レンジを使う方法も、さつまいもをホイルで包むという下準備はありますが、入れたらそのまま待つだけなのでとても簡単です。

いっぽう、もっとも甘さを感じたのは、オーブントースターを使う方法。次に炊飯器やオーブンでも甘くすることができます。

この結果を踏まえると、オーブントースターやオーブン、炊飯器で調理するのがおすすめです。ご自宅にある調理器具や調理時間なども考慮して、お好みの方法でさつまいもの甘みを引き出してくださいね。

調理器具 … 調理時間 … 甘さ … 手軽さ

オーブントースター … 約40分 … ★★★★★ … ★★★☆☆

オーブン … 約60〜90分 … ★★★★☆ … ★★★★☆

炊飯器 … 約60分 … ★★★★☆ … ★★★★★

蒸し器 … 約40分 … ★★★☆☆ … ★★☆☆☆

フライパン … 約30分 … ★★☆☆☆ … ★☆☆☆☆

電子レンジ … 約10分 … ★☆☆☆☆ … ★★★★☆

甘くする保存方法

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さつまいもは収穫してすぐはあまり甘さがありません。収穫後、13~16度で保存しておくとデンプンが酵素によって主にショ糖に分解されるため甘みが増します。保存して熟成が開始してから2ヶ月後には糖の含有量が2〜3倍になるとも言われていますよ。

4〜6ヶ月後までは甘みは微増しますが、それ以降は減少するので保存は半年以内を目安にしてください。

季節別の保存方法

秋〜冬は、さつまいもを1本ずつ新聞紙で包み、段ボールやザルに入れて冷暗所で保存します。

気温が高くなる春〜夏は常温だと傷みやすいため、新聞紙で二重に包んでポリ袋に入れ、口をゆるく結んで冷蔵庫の野菜室へ。低温障害を防ぎつつ保存できますが、なるべく早めに食べ切るのがおすすめです。(※2,3)

甘みの強い品種をチェック

糖度の高い品種もチェックして、用途や作りたいレシピに合わせて使い分けるのもおすすめです。おいしく調理してみてくださいね。

品種 … 特徴 … 糖度

鳴門金時 … ホクホク食感
上品な甘さで繊維が少ない … 約13度

紅あずま … ホクホク食感
甘みが強く繊維がない … 約14度

紅はるか … ねっとりとした食感
しっとりクリーミーで強い甘味 … 約30度

シルクスイート … しっとりとした食感 … 約8.8度

安納芋 … ねっとりとした食感
クリームのような
なめらかな口当たりととろける甘さ … 約20度

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