別の本棚には、金額別にピックアップされた本や“100人と出会った本”というテーマで紹介されている本も。
一般的な書店ではあまり目にしない切り口で並べられているので、これまでに読んだことがないジャンルの本と出合うことができそうです。
文庫・文芸のエリア「tomarigi(とまりぎ)」
売り場ごとに内装も異なり、売り場中央にある「tomarigi」は、人が集まる“とまり木”をイメージした円形の本棚になっています。中に入ると360度本に囲まれる体験ができます。
ライフスタイル・文具・雑貨のエリア「ノマドマド」
「ノマドマド」の本棚の裏側には、まるで秘密基地のようなお子さんが遊べるスペースがありました。小さいお子さんがいる方でもゆっくりと本を探すことができますね。
楽しい仕掛けがたくさん詰まった店内。まるで町を歩いているように目に映る景色が変わり、本を探すだけでなく空間自体も楽しむことができました。
デジタル文化が進み、書店も減少傾向にあります。そんななか、「BUNKITSU TOKYO」では“書店があり続ける未来”を目標に掲げ、新しいかたちの書店をしっかりとつくり上げられていました。
実際に本にふれ、書棚の間を歩くことで、スマートフォンを眺めているだけでは出合えない世界に巡り合えるかもしれません。「BUNKITSU TOKYO」で、本に囲まれたひとときをぜひ楽しんでみてくださいね。
BUNKITSU TOKYO(ぶんきつとーきょー)
住所:東京都港区高輪二丁目21番2号 ニュウマン高輪 South 5階
TEL:03-5422-9951
営業時間:11〜20時(19時30分LO)
定休日:不定休
料金:1時間1100円(30分延長ごとに550円追加、1日滞在する場合は最大3850円)
Text&Photo:藤原早菜(vivace)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。