瞑想が効果的に脳の回路を組み替えることが、研究で証明されている。これまでのテクニックは体への気づきをもたらし、考えることをやめてストレスを緩和させるのに最適だったが、瞑想のプラクティスはストレスに対処し反応する新しい方法を創造するべく、心をトレーニングしなおしてくれる。今までのパターンが壊されて一新され、継続したプラクティスにより少しずつ健康的なパターンが形作られるだろう。ワクワクするリサーチが山ほどあり、たくさんのスタイルの中から選ぶことができる。瞑想のプラクティスは義務的にではなく、楽しんで行えるものであることが大切だ。いろいろ試してみて、自分に合ったものを見つけよう。
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プラクティス:
折りたたんだブランケット、クッションまたは椅子に居心地よく座る。目を閉じて、頭・肩・あばら骨を柔らかく前後に揺らし腰の上に積み重ねよう。しっかりとした土台を作るよう、体重をお尻にかけて。やさしく骨盤から背骨を伸ばしたら自然なサポートの存在に気づいて。あご、首、肩の緊張を和らげよう。呼吸へは変わらず注意を向け続ける。鼻腔、喉、胸の中を流れる呼吸を感じて。呼吸ごとに肌の上で衣服がどう動くか観察しよう。呼吸を数え始める。吸う息1カウント吐く息1カウント、吸う息2カウント吐く息2カウント、というようにカウント10まで続けよう。途中で迷ったときやカウント10まで終わったら、シンプルにカウント1に戻る。5~10分後カウントを止めて、自分がどう感じるか見つめて。残りの1日に戻るためゆっくりと瞑想のプラクティスを終える。
ライター/シャノン・スティーブンズ
現在、ヨガ・メディスンで500時間の上級資格を目指しながら、多岐にわたるクラスで指導している。これまでに漢方薬、タイヨガボディワーク、筋膜リリース、陰ヨガ、瞑想についても学んできた。オクラホマシティーでフルタイムのインストラクターとしてグループも個人も指導している。また、Routed Connectionという世界中のヨガリトリートを専門に扱う小さな企業を共同所有している。