対してFire TVはホーム画面にプライム・ビデオの動画が並んでいるので、再生するだけ。ユーザーの視聴傾向を学習しておすすめのタイトルを表示してくれるので、使うほど検索不要で見たい動画が見つかるのも特徴です。
プライム・ビデオの見放題動画さえあればいいという人には、間違いなくファーストチョイスといえます。
動画だけをまとめて表示する「マイビデオ」タブ。「ウォッチリスト」に追加した動画はここで確認できます。
ホーム画面の下部にある「マイアプリ&ゲーム」では、インストールアプリの確認や並び替えができました。
【画質】4K非対応版Stickよりワンランク上の映像表現で4K動画はその場にいるような臨場感
Wi-Fi専用のため4K動画は画質が安定するまでに時間はかかりますが、一度安定すれば極端に乱れることはありません。
通信環境が悪い場合も、別売のAmazon イーサネットアダプタを利用するとインターネットの有線接続が可能です。
映像はApple TV 4Kと比べるとHDRのきいたカチッとした色の表現で、こちらは好みが分かれるでしょう。
【検索】音声検索ならどこからでもプライム・ビデオの作品が検索できます
ホーム画面からプライム・ビデオとAmazonビデオで見ることができる動画が検索できます。その他のサービスの動画を探すときは、各アプリ内で行う必要があります。
ひとつ気になったのは音声入力の認識精度です。複雑なタイトルになると入力ミスが増えました。
【アカウント】最初から自分の名前が表示されてビビります
リモコンのペアリングとWi-Fiの接続が完了すると、画面に自分の名前が表示されます。驚きますが、これは購入時のアカウントと紐づけされているためで「○○さんのアカウントを使用」を選ぶとすぐに設定が完了します。
【ミラーリング】キャスト機能は有料アプリで有効にできます
「AirReceiver」(305円)をインストールすると、iPhoneのAirPlayとAndroidのキャストに対応します。iPhoneからFire TVが見つからないときにはアプリアイコンをクリックして、設定項目の「AirPlay」をチェックしてください。
実際にiPhoneからAirPlayを行ってみましたが、Apple TV 4Kとまったく操作で写真を表示できました。
【動画購入】新作レンタルがiTunesより安い! ただし、若干注意点もあります
Fire TV
HD版ですが配信開始間もないタイトルが48時間399円でレンタルできます。字幕版と吹替版は別作品扱いです。
Apple TV 4K(iTunes Movie)
4K版、HD版ともに同価格です。レンタルは48時間で500円と少し高め。ただし視聴時に字幕と吹替を選択できます。
準新作といえる「ラ・ラ・ランド」は同額でしたが、より古い「ローマの休日」はAmazonのほうが半額以下でレンタルできました。