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スペック:●OS/tvOS 11 ●CPU/A10X Fusionチップ ●RAM/3GB ●ROM/32GB、64GB ●Wi-Fi/IEEE802.11ac/a/b/g/n、MIMO対応 ●Bluetooth/Bluetooth 5.0 ●外部接続/HDMI 2.0a、ギガビットEthernet ●サイズ/W98mm×D98mm×H35mm ●重量/425g
4K映像の美しさは、識者に「高級品」と言わしめるほど。色の表現が自然で安定していて、少々表現が大袈裟だったFire TVとは対象的でした。4KテレビでHD動画を再生した際も、ノイズが自然に処理されていました。
【画質】Fire TVよりも高画質! 画質なら間違いなくNo.1でした
LANケーブルを接続すれば、安定して4K画質で再生できます。
検証に参加したオーディオ・ビジュアルライターの折原氏も納得の高画質でした。
こんなApple TV 4Kの価値をさらに高めたのが、17年12月に対応した「Amazonプライム・ビデオ」です。
4Kおよびドルビー ビジョンに対応した動画も含まれており、4Kテレビの高画質を存分に活かせます。ただ対応しただけでなく、ホーム画面からタイトルを検索すれば、直接プライム・ビデオの動画を再生できるのには驚きました。
【プライム・ビデオ】ストレス0のプライム・ビデオ視聴環境!
ユーザーの再生履歴から好みを学習して、それにあった動画を表示してくれるメイン画面。見たい動画がすぐ見つかります。また、Apple TV 4Kのホーム画面からも、プライム・ビデオ内の動画を検索できます。
スマホで視聴していた動画の続きもApple TV 4Kで再生できました。履歴には表示されなかったので、直接動画を検索してください。
Touchサーフェスを備えたリモコンにも注目です。スマホライクな操作感はキータイプに比べて微妙な操作が可能で、狙ったシーンにすぐ移動できました。
【リモコン】ほかのリモコンが使えなくなるほどAppleのリモコンは素晴らしいです!
ボタンは必要最小限で、カーソルの移動やシーンサーチはタッチ操作で行います。
キータイプのリモコンだと、早送り/早戻しの速度は3段階程度。2時間映画のクライマックスを見ようと思えば最速でも数秒かかります。一方のTouchサーフェスなら一瞬でクライマックスを表示できました。
なお、Apple TV 4Kで操作しにくかった点としては、日本語入力でした。
例えば、「さ」を長押しすると「し~そ」を入力できるようになるため時間がかかるうえ、入力が途中で切れることも多かったです。そこは少々慣れが必要だといえるでしょう。
続いて、その他の注目ポイントについてご紹介していきたいとおもいます。
【音声入力】アプリを指定して動画を再生できるのはApple TVだけでした
マイクボタンを長押しして、「ご用件は何でしょう?」と表示されたら、音声入力を行いましょう。
タイトルを指定したアプリで再生するように入力すると、すぐに再生が開始されます。プライム・ビデオは対応、Huluは未対応でした。