最近、多くの企業でも取り入れていたり、注目されている『朝ヨガ』。ビジネス誌やビジネスマン向けの情報サイトなどでも、マインドフルネスや朝活、朝ヨガなどのワードを目にしたり聞いたりする方も多いのでは? 気にはなるけど、朝の早起きは自信ないし、ギリギリまで寝ていたい…。そんな方におススメの、無理なく朝にヨガを取り入れる方法や、朝ヨガを取り入れることでの朝ヨガの効果をご紹介していきたいと思います。
中村優希
朝ヨガのメリット
朝から夜遅くまで働いているビジネスマンの多くの方にとって、毎日の疲れやストレスをは大きいものです。睡眠時間をしっかりとれずに、完全に起きていないまま会社に出勤したり、朝から気分がスッキリしないまま仕事に入る方も多いと思います。朝にヨガをすることで、心身共に目覚めを促し、一日の始まりを元気に活力あるスタートへと導いてくれるでしょう。ビジネスマンにとって朝ヨガにはどんな効果があるのでしょう
➀自律神経のバランスを整えてや集中力UP・やる気UPが期待できる
朝、出社してもなかなか仕事に集中できないという経験は誰しもが感じたことがあるかと思います。これは、活動時に働く交感神経と、休息時やリラックスしている時に働く副交感神経によって成り立つ自律神経の乱れによるもの。ヨガは呼吸やポーズ、瞑想によって自分と向き合うことで、心身の緊張を緩め、心の安定へと繋げるものです。朝ヨガは、心身をクリアにし交感神経を高める呼吸法やポーズを行うので、集中力UPややる気UPへと繋がります。
➁脳内がクリアになり仕事の効率化へと繋がる
仕事に取り掛かっても、集中力がなく時間に追われ、気持ちだけが焦り、判断力が鈍りミスを繰り返してしまう。ヨガは、呼吸と共にそういった余計な焦りや気持ちを手放してくれて、心身がリフレッシュされ疲労やストレスが軽減されます。心身のリセットと共に脳内が活性化され、仕事の効率化に繋がったり、また発想力が育まれて新しいアイディアやひらめきにも繋がります。
朝5分のヨガで一日が変わる
最近は企業で朝ヨガを取り入れていたり、朝ヨガを行うヨガスタジオも多いので日常に取り入れやすくなっていますが中々忙しくて、スタジオに通うのが難しい方でも、朝の5分で十分に効果を実感して頂けると思います。ここでは朝5分のおススメのヨガのポーズと呼吸法をお伝えしていきます。
朝ヨガにおすすめ「カーパラバディ呼吸法」
カーパラ:頭蓋骨 バーティー:輝く
直訳すると“頭蓋骨が輝く”という意味になりますがその名の通り、頭がスッキリして脳内をクリアにしたり、毒素を輩出する効果があります。
やり方はこちら
How to
➀安楽座の姿勢もしくは楽な姿勢で座ります
➁まずはゆっくり鼻呼吸を繰り返します
➂何度か鼻呼吸を繰り返したら、ゆっくり大きく息を吸います。
➃両鼻から強く一気に吐きます。(鼻息を立てティッシュを飛ばすくらいの感覚で)
➄➃の強く吐くを何度も繰り返します。(吸う息は意識せず自然と行います)
※10~30回を目安に行います
※高血圧、心臓疾患、腰痛のひどい方は行わないでください
Point
1秒1呼吸を目安に行いますが、無理なく楽に続けられるペースで行いましょう意識が出来たら吐く息でお腹をへこまし、吸う息でお腹を膨らませます
朝ヨガにおすすめ「手を上にあげるポーズ」
自身の土台を感じ、大きく伸びをしながら胸を開き呼吸をすることで、交感神経を高め気持ちをポジティブに導いてくれます。
やり方はこちら
How to
➀両足をそろえて立ちます。胸の前で合掌。※親指の付け根・小指の付け根・かかとの三点に重心を置いてしっかりと立ちます
➁呼吸を行いながら、吸う息で両手を頭上まで伸ばします ※肩の力は抜いて
➂胸を太陽や空の方向に向けるように呼吸を繰り返します ※3~5呼吸
➃吐く息で両手を体側までおろします。
Point
両足の裏でしっかりと大地を感じます。土台を根付かせることで、より大きく伸びを感じることができます。
まとめ
朝5分早く起きて、朝ヨガを取り入れることで、様々な効果が実感でき、お仕事だけでなく、日常にも役立つことばかりです。ヨガは生活の知恵です。朝にヨガをして、自律神経のバランスを整え思考をクリアにし、仕事の効率化へと繋げながら気持ちよい一日を過ごしましょう。