体が整っていない初心者がアラインメントやドリシュティ(目線)にこだわると、体の歪みが助長されケガのもとに。首と背骨をまっすぐに固定してできるところまでポーズをとるようにしましょう。今回は太陽礼拝の中に出てくるポーズで怪我をしないコツをご紹介。
ヨガジャーナル日本版編集部
太陽礼拝でトライ!「首」と「背骨」の位置を固定して練習しよう
「反る&丸める」を繰り返す太陽礼拝は、猫背や反り腰のような歪みを抱える人がむやみに行うと大きな負担がかかります。首と背骨をまっすぐに固定したまま練習しましょう。
手を上に上げるポーズ
肩も呼吸も苦しいまま無理して両手や目線を上げるのはNG。強張りを解ければOKです。
猫背の人は...腕を開いて胸や肩まわりをほぐす
腕を半上げして左右に開く。胸が開き背骨も反るので猫背が改善!
Photo by Naomi Meno(IIZUMI OFFICE)
上腕は一直線に、肘を曲げて指先を上へ。
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反り腰の人は...肩を回旋させて柔軟性をUP
首と腰が反らないように、腕を前に回旋させて強張りをリリース。
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上腕は一直線に、肘下はダランと脱力。
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上級者は...
首と背骨をまっすぐ伸ばせる上級者は両手をUP。目線は正面でOK。
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これはNG!
猫背の人の注意ポイント
背中や肩がガチガチで腕も上がらず、目線だけが上目使いに。
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反り腰の人の注意ポイント
骨盤前傾でお尻を突き出し、腰や首を無理に反り上げている。
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