体が整っていない初心者がアラインメントやドリシュティ(目線)にこだわると、体の歪みが助長されケガのもとに。首と背骨をまっすぐに固定してできるところまでポーズをとるようにしましょう。
ヨガジャーナル日本版編集部
体の声を無視した頑張りすぎがケガのもとに
Photo by Naomi Meno(IIZUMI OFFICE)
3つのヒント
①体の歪みをチェック&正しい姿勢を覚えよう
体の偏りやクセを認識して、基本姿勢を身につけます。
②「首」と「背骨」の位置を固定して練習しよう
山のポーズの首と背骨の軸を固定しながら練習しましょう。
③滞りやすい4箇所を定期的にメンテナンス
循環や柔軟性に欠かせない4大部位をほぐすワークで調整!
体の歪みをチェック&正しい姿勢を覚えよう
現代は姿勢を歪ませる要因で溢れています。まずは体の偏りを認識して、すべてのアーサみよう!ナの基本となる「首と背骨」の正しい位置を、山のポーズを学んで体に覚え込ませましょう。
猫背タイプ
首とかかとが壁につかない
□背中が丸い
□肩が前に出る
□下腹が出ている
□骨盤が後傾している
Photo by Naomi Meno(IIZUMI OFFICE)
注意しよう:デスクワークやスマホ作業などが長時間続くことで、背中は丸まりあごが突き出て、胸も閉じた姿勢に。
反り腰タイプ
腰が壁から離れる
□ストレートネック
□胸とお尻が突き出る
□腰が凹みすぎている
□骨盤が前傾している
Photo by Naomi Meno(IIZUMI OFFICE)
注意しよう:ヒールを履く女性に多く、前重心を反り腰によってバランスをとる。気づけば歪みや過緊張が慢性化。
山のポーズで正しい姿勢を覚えよう
前後左右の偏りもなく、体の中心にまっすぐな軸を通しましょう。