ポイント1:コードレスもしくはコード付き?
アイロンは電気で動いているので、電源コードが付いています。このコードを煩わしいと誰もが一度は思ったことがあるでしょう。
最近ではコードレスタイプのアイロンも販売しており、コードが絡まる心配もないから色んな箇所シワをすいすい伸ばすことができます。
しかし良いことばかりではありません。コードレスはアイロン本体を電源に置き充電をする必要があります。
もちろん使えば充電は減り、アイロンを使っている途中で止まってしまう可能性もあるのでまとめて数枚アイロンがけするご家庭にはあまりおすすめできません。
価格にばかり目がいきがちなのも注意が必要です。コードレスのアイロンで低価格なものは熱量が低く十分にシワを伸ばせないこともあり、買い直す羽目になって余計な出費となってしまった……なんてことも。
一方、コード付きのアイロンは電源を常に供給し続けているので安定してアイロンを長時間かけることができます。
ハイパワーアイロンやしっかりじっくりシワを伸ばしたい方はコード付きアイロンがストレスなくアイロンがけをすることができます。
ポイント2:軽量もしくは重量?
アイロンをかける時は、片手で衣類をおさえ片手でアイロンを動かします。
そこで重要になってくるのがアイロンの重さです。
片手でアイロンを動かすのは結構疲れますよね。それなら、軽いほうが良いのでは?と思うかもしれませんが軽いアイロンはシワの伸びが悪く、逆に力をかけないとシワが伸びず何枚もシャツをかけ続けていると疲れてきてしまいます。
重いアイロンはプレス力が優れているのでシワも伸びやすいですが、重いものを片手で操作するのは大変です。
もし重量が重いアイロンを購入するか迷った時はかけ面の素材に着目してみて下さい。
詳しくは後述しますが、重いアイロンでも滑らかなすべりであればさほど力いらずでシワを伸ばすことができます。
国内では1kg前後のアイロンが多く、その中でも軽量タイプのものは収納はもちろん別室にも楽に持ち運ぶことができるので女性でも負担を感じません。
ただ、アイロン本体が軽量でもスチームアイロンは水を入れるので重くなるので注意が必要です。
ポイント3:スチームありもしくはスチームなし?
今までのシャツは全体をアイロンで形作るものが多く、パリッと仕上げることがほとんどだったのでスチームなしのドライアイロンが主流でした。
ドライアイロンはプレス力が優れているので、織りシワをつけたり硬めの生地のシワを伸ばすことができます。
スチームありのアイロンはふんわりと仕上げることができ、防臭効果も期待できるのでスーツで焼き肉に行ってもスチームを当てると匂いを消すこともできたり、アイロンとして以外でも使用することが可能です。
ポイント4:素材とかけ面
現在販売されているアイロンの多くはフッ素・チタン・セラミック素材を採用しています。分かりやすく違う点が滑りやすさです。
フッ素素材は滑らかさが劣ってしまい、傷つきやすいという点がありますがコストを重視するならフッ素素材のものでも十分シワを伸ばしてくれます。
チタンは耐久性も滑らかさも備え、比較的安価で購入することができます。
セラミックは上位モデルに多く、滑らかで力を入れずにシワを伸ばせるので長時間アイロンがけをしても疲れません。
耐久性も高いので、少し高価にはなりますが長い目をみるのであればセラミック素材のアイロンを選ぶとコスパが良くなるかもしれませんね。
素材以外にもかけ面のヘッドの形状によってアイロンジワができてしまったりすることもあります。アイロンは一定の方向にかけるものですが、かけ面がラグビーボール形状になっている前後に動かせるアイロンもあるので自分にあった形状を見つけると良いでしょう。