考え方ひとつで誰でも「幸せ」になれる
みなさんの幸せの定義が何かわかりませんが、「もし〇〇だったら、幸せなのになぁ」というように、「外的要因があれば、幸せになる」と考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、穴のあいた洗面器にどんなに水を注いでも水が溜まらないように、幸せの受け手であるみなさんのメンタルがいびつだと、どんなラッキーが来ても、いまいち幸福を感じられないものだと思います。
健康で仕事があって、セクハラやパワハラにも遭わず、ちゃんとお給料が振り込まれる。彼氏もいる。
もしこんな状態でも、いまいち幸せを感じられないとしたら、あなたの中にある物の見方やさみしさが、幸せを感じることにストップをかけている可能性があります。
自分の物の見方は健康的か、振り返ってみてもいいかもしれません。
幸せな人になるために取り入れたい習慣
自分がイマイチうまく幸せを感じられていないと感じたら、次のようなことを試してみてください。
(1)自分で調べる
たとえば、あなたが婚活中だとします。学生時代の友人から、結婚の連絡が来たら「私はまだ決まっていない」「私は不幸だ」と思ってしまうかもしれません。
しかし、こういうときこそ、「自分で調べる」ことにチャレンジしてほしいのです。
友人はいつから婚活をはじめ、何歳のときに出会って、何年交際したのか。こうやってデータをとって調べていくと、多くの人はある程度の時間をかけて取り組んでいたことがわかると思います。もし、あなたより先に彼氏ができて、交際をしていたとしたら、先に結婚するのは仕方ないと思えるはずです。
自分で調べることができるようになると、自分がやるべきことが見えてきますから、精神的なダメージも少なくなると思います。
(2)家族との距離を考える
幸福を感じられない原因のひとつとして、家族など身近な人から批判的な言葉をずっと浴びせられてきたことが挙げられます。
いわゆる毒親は、子どもを「失敗するに決まっている」前提で見ているために、どんな業績をあげても「ここがダメ、あそこがダメ」と非を探してくるでしょう。
こういうネガティブなBGMが延々とかかった環境で育つと、自然と「自分はだめだ」「何をやってもうまくいくわけがない、不幸だ」と刷り込まれてしまいます。
ベストな方法は家を出てひとり暮らしすることですが、お金の問題もあって難しい人もいるかもしれません。
今は毒親に関する本がいろいろありますから、手にとって読んでみてください。
(3)ひいきされる側になる
仕事で認められたい、年収を上げたい、素敵な彼氏もしくは結婚相手がほしい。
みなさんがこういう幸せを願っているのとしたら、幸福のチャンスをくれるのは“人”だと思ってまちがいないでしょう。
会社員でもフリーランスでも、人からどうやってチャンスをもらうか、どう活かすかにかかっています。その仕事が認められれば、昇進する、年収も上がるといったように、夢に近づいていくわけです。
そうやって、自分のレベルが上がると、周囲にいる男性のレベルも当然ながら上がっていくのです。
さて、それでは、人からチャンスをもらうには、どうしたらいいでしょうか?
まず、あなたを査定する人とコミュニケーションをとって、あなたをしっかり存在づけてください。
若い世代が仕事以外の付き合いを好まないことは私もよく知っていますし、だらだらお付き合いする必要もないと思います。
しかし、たとえば、おいしいものを会社の人におすそわけするとき、親しくない人にはしないですよね? ましやて、チャンスというある意味お金で買えないものを、よく知らない人、嫌いな人にあげる人はいないと思います。
学生時代とちがって、社会人になってからの評価には人間としての好き嫌いがどうしても絡むもの。
ひいきされる人になれというのは、ホステスさんのように接待せよという意味ではありません(そういうやり方をするとセクハラを誘発する可能性もありますし、女性からの評価も低くなるので気をつけてください)。あなたの名前と顔、来歴を相手にしっかり覚えてもらうことを指します。