おしゃれなお部屋を作りたければ、照明にもこだわりが必要。照明とひとえに言えど、シーリングライトやダウンライト・スポットライトなど、種類は豊富にあります。今回は天井から吊り下げるタイプのペンダントライトを使ったお部屋をご紹介します。照明使いでおしゃれなお部屋を目指しましょう。
おしゃれ部屋に近づく、照明の多灯使い
雑誌で見るようなおしゃれなお部屋。中には、メインとサブの照明をいくつも組み合わせた多灯使いのお部屋も多くあります。
憧れるものの、多灯使いは難易度が高く、照明の組み合わせ方がわからない人や、お部屋に設置したときのバランスが難しいと思う人もいるのでは?
今回は、実際にペンダントライトを多灯使いしたおしゃれなお部屋の実例をご紹介。どんなライトを選べばいいか、どうすればお部屋にしっくりと馴染むかのヒントを探してみましょう。
同じペンダントライトを使ったパターン
はじめに紹介するお部屋は、全体的に木と植物が多いナチュラルな雰囲気の空間。
照明はシンプルな黒いペンダントライトを3灯使っています。ナチュラルな空間だからこそ、黒い照明がアクセントになって、お部屋が引き締まって見えますね。
初心者さんは、まずは同じライトを組み合わせてみてはいかがでしょう。どんな空間にも合わせやすい黒のライトを選べば、お部屋の雰囲気を崩すことなく、上手に馴染ませることが出来ますよ。
白を基調としたお部屋。観葉植物がポイントになった、シンプルながらも、可愛らしい空間です。
照明は、こちらも同じタイプを3灯。2つはお部屋の中心に、もう1つはベッドのヘッドボード部分に寄せられています。
シェードのないシンプルな照明は、お部屋のインテリアの邪魔をしないので、空間に馴染みつつもおしゃれに見えるアイテム。取り付けるだけで雰囲気が出るので、初心者さんにおすすめです。
別のペンダントライトを組み合わせたパターン
デザイナーズ調のコンクリートをベースとした、木とアイアンがアクセントのお部屋。壁や天井のコンクリートは無機質で男性的な印象を受けますが、大きめの観葉植物や、ナチュラルなトーンの椅子などが全体のバランスを上手に整えています。
気になる照明は、3灯別のタイプをチョイス。左からゴールド・白・黒と、一つひとつの存在感があるものを選んでいます。
別のライトを組み合わせるとゴチャゴチャとしそうですが、このお部屋はしっかりとまとまって見えますね。その理由は、お部屋のインテリアのトーンと設えをリンクさせたライトを選んでいるから。ゴールドは木、白は椅子や壁、黒はアイアンとリンクしているのがわかります。全体を考えてバランスを整えることで、上級な照明使いが実現しています。
最後はアンティーク調のインテリアのお部屋。淡いトーンでまとめた室内に箱に、黒いアイアン、植物などがポイントになっています。
こちらのお部屋の照明も3つ別々のもの。さらにドライフラワーやモビールを組み合わせた、上級者向けのアレンジをしています。こちらも前に紹介したお部屋のように、電球のみのシンプルなライトをチョイス。
それにより、お部屋に馴染みつつ、周りのドライフラワーやモビールとも調和がとれています。ドライフラワーはアンティーク調のインテリアとの相性が良いので、組み合わせることでお部屋全体のバランスがまとまったように見えるのもポイントです。
照明の使い方次第でお部屋の印象が変わる
多灯使いのお部屋を3つご紹介しましたが、気になるアイデアはありましたか?多灯使いすると、空間がばらつきそうな印象がありますが、どのお部屋も上手に馴染んでいます。それは、お部屋全体の色味やインテリアを考えて照明を選んでいるから。
全体のトーンに合わせてお部屋に馴染ませるか、シンプルな空間にアクセントとして取り入れるか。好みに合わせて色々と挑戦してみたくなりますね。照明が変わるだけで、お部屋の印象がガラッと変わるので、簡単な模様替えにもおすすめですよ。
photo / goodroom・Shutterstock
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