おなじみのキッチンツールの中でも、意外とストレスを感じがちなのが包丁。切れ味が落ちたり、細かいカットがしにくかったり。毎日使うものだけに、おいしい料理のためには包丁はしっかり選びたいところです。今回は家庭で活躍できる包丁の選び方をレクチャー。藤次郎、グローバル、関孫六といった人気ブランドから100均まで15本をプロがテスト。おすすめできる包丁をランキング形式で発表します！
木村 大介／Test by LDK編集部
手にしっくりくる名包丁！切れ味続くネオヴェルダン
下村工業
ネオヴェルダン
三徳包丁 165㎜ NVD-01
購入価格：1954円
▼総合結果
切れ味も使いやすさもトップクラスで堂々1位に輝いたのがこちらネオヴェルダンの「三徳包丁」です。軽いし切れるし、文句なしの包丁は料理のプロも、主婦からも高い評価を得ました。どこが良かったのか見ていきましょう！
▼切れ味チェック
トマト ★★★★☆
玉ねぎ ★★★★☆
カボチャ ★★★★☆
刺身 ★★★★☆
フランスパン ★★★★☆
トイレットペーパー ★★★★☆
▼使いやすさチェック
持ちやすさ ★★★★☆
芽取り ★★★☆☆
洗いやすさ ★★★★★
3000往復こすった後にも関わらず、見事な切れ味でその持続性の高さを見せつけました。やわらかいトマトはキレイに切れるし、かたいカボチャもカンタンに刃が入るから、手が痛くなることはありません。
下位の包丁の切れ味と比べるとその違いがさらに明確に！
［ネオヴェルダン］
トマトの皮にもスッと刃が入り、玉ねぎのみじん切りも型崩れなし。文句なしの美しい仕上がりです！
［関孫六 わかたけ三徳穴あき］
トマトにはまっすぐ刃が入らず曲がってしまい、玉ねぎはガタガタで残念な見た目に。切れ味が違うとこんなにも仕上がりに差が出るんです！
主婦モニターによる使いやすさ検証でも、ネオヴェルダンの優秀さが浮き彫りになりました。3つのポイントごとに見ていきましょう。
［持ちやすさ］
ネオヴェルダンはほどよい太さで安定感を感じ、その握りやすさが主婦からも好評でした。下位に終わった京セラは独特のカーブが手にしっくりきません。持ち手が手にフィットすることの重要性を改めて痛感しました。
［芽の取りやすさ］
細かなじゃがいもの芽取り作業もまったく問題なし！ 小回りが利く包丁であることを証明しました！ 力を入れなくてもスルスルと切れるから、りんごの皮むきも上手にできます。
「りんごの皮も軽い力でスルスルむける」と参加した主婦モニターからも高評価でした。
［洗いやすさ］
使い勝手も文句なしのネオヴェルダン、主婦が感動したのがその洗いやすさです。刃と持ち手に継ぎ目がない一体型で、これなら誰でも上手に洗えて清潔さを維持きます。
まな板の上を3000往復した後でもバツグンの切れ味！ どの食材を切っても料理のプロがその切りやすさにうなったのはこのネオヴェルダンです。手になじむ形状で主婦も使いやすいのもオススメポイント。包丁を選ぶ際、まず候補にしたい1本です！
