ピンチョスってなに?

ピンチョスとは、小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食のこと。かつては食材を串や楊枝でパンに刺して留めていたことに由来していて、串や楊枝を用いないものでもピンチョスと呼ばれることがあります。
スペインのピンチョス
スペインの北部のバルではパンの上に、バスク料理でよく用いられる魚(メルルーサ、タラ、アンチョビなど)、スペイン風オムレツ、肉詰めピーマン、コロッケなどが多く見られます。食べ歩き・飲み歩きをして、お店ごとの名物をつまみながら味わうのです。
中南米のピンチョス
中南米では、バーベキューの串焼き料理をピンチョスと呼び、屋台などで販売されています。パンは使ってもひと切れ程度で、長い串を使用し牛肉、鶏肉、豚肉、サメ肉、メキシコ風チョリソ、ジャガイモ、タマネギ、ピーマンなどを刺して焼き、串のまま提供されています。
タパスとピンチョスの違い
おつまみをまとめて「タパス」と呼んだりもしますが、細かく見ていくとタパスとはお通しのような食べ物をさしているよう。
ピンチョスはオープン・サンドイッチ状のフィンガーフード(指でつまんで食べられる軽食)のことを指します。
お肉を使ったピンチョスのレシピ8選
1. 青じそわさびのロールポーク

塩を使って焼いたお肉にわさびをつけてから、大葉をくるんだものです。わさびが苦手な方は、ゆずこしょうやおろししょうがでもいいですよ。豚肉はうまみが逃げないよう、強火でさっと両面を焼きましょう。
2. 鶏むね肉のピンチョス

鶏むね肉は火を通しすぎると固くなるので、焼き目をつけたら余熱で火を通すのがポイント。パルミジャーノ・レッジャーノを使ったソースを小さいグラスに入れてピンチョスを盛れば、見た目もきれいでおもてなしにぴったりですね。