唐揚げの衣は小麦粉と片栗粉、どちらを使ったらよいのでしょう?小麦粉、片栗粉、どの粉を使うかで唐揚げの食感は全然違います。カリカリにするかサクサクにするか、お好みの唐揚げが作れる粉の使い方テクニックをまとめました!どの唐揚げがお好みですか?
ちあき
衣しだいでまるで違う唐揚げ
定番人気メニューのひとつの唐揚げ。しょうゆ味やスパイシーな味付け、あんかけやネギ塩ダレをかけるなど、唐揚げはアレンジもいろいろとたのしめるのがよいですよね。
唐揚げは下味と同じくらい衣の食感もポイント。カリっと仕上げるか、ふわっと仕上げるか、またはしっとりジューシーに完成させたいかなどによって、衣の作り方や付け方も違ってきます。おこのみの食感にでき上がる、衣の作り方と付け方のレシピをたっぷりご紹介します!
小麦粉か片栗粉かは好み次第
みなさんは、唐揚げの衣に何を使っていますか?小麦粉と片栗粉のどちらを使えばよいのかと、迷う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、どちらの粉で衣を作っても間違いではありませんが、どのように使うかによって仕上がりの食感は大きく異なってきます。
小麦粉だけか、片栗粉だけか、はたまた2つを合わせるかによって違った食感の唐揚げになります。今回の情報をぜひ、みなさんの食べたい衣の唐揚げを作る参考にしてみてくださいね。
小麦粉のみの衣で作った唐揚げ
小麦粉のみで唐揚げの衣を作った場合、しっとりと柔らかい衣に仕上ります。カリっと感は片栗粉の衣に比べて劣りますが、小麦粉はお肉の身に付きやすく、旨味を逃さず閉じ込めてくれる効果があります。
片栗粉のみの衣で作った唐揚げ
片栗粉のみで揚げた衣は、カリっと固めに仕上ります。カリっとした食感を楽しみたい場合は、小麦粉よりも片栗粉を使うのがオススメです。
小麦粉と片栗粉を合わせてカリカリに
小麦粉だけでは食感に物足りなさを感じ、片栗粉だけではちょっとゴツゴツして固すぎると感じる場合には、片栗粉と小麦粉を合わせて衣をつけることで、片栗粉と小麦粉のよい所をあわせた、ちょうどよい食感に仕上げることができますよ。
ふたつの衣のつけ方
小麦粉と片栗粉を合わせて衣にする際は、小麦粉→片栗粉の順で、それぞれ同じくらいの量を薄くつけます。そうすることで、小麦粉はお肉にしっかりと小麦粉がつき、お肉の旨味を逃がしません。また、重ねて付けた片栗粉がカリっとした食感に仕上げてくれます。
片栗粉と上新粉を合わせてサクサクジューシー
ジューシーでサクサクな唐揚げを作りたい時には、小麦粉の代わりに上新粉や米粉を使うのがおすすめです。
衣のつけ方
片栗粉と上新粉を合わせて衣にしたい場合は、上新粉:片栗粉の割合を1:4にするのがおすすめ。上新粉と片栗粉はしっかりと混ぜ合わせておきましょう。
下味を付けた鶏肉の水気をしっかりと拭き取った後、溶き卵にくぐらせて上新粉と片栗粉をあらかじめ混ぜたものをまぶして揚げます。卵を使う事で、冷めてもべたべたしない、おいしい衣の唐揚げに仕上りますよ。
おいしい唐揚げを作るポイント
それでは、使う粉の種類以外にも唐揚げを美味しく仕上げるポイントがいくつかありますので、ご紹介します。
下味をよくもみこむ
唐揚げに均等に火が入るよう、お肉は大きさは揃えてカットし、下味をよくもみ込みます。下味には15分以上漬けておくことで、お肉によく味しみ込んでおいしく仕上ります。
濃い味がお好きな方は、ひと晩漬けるとよいそうですが、漬け過ぎるとお肉のジューシーさが失われてしまいますので、注意しましょう。おすすめの下味は、生姜とニンニクです。生姜はお肉のくさみを和らげ、ニンニクは旨味とコクをひき出してくれます。
衣をつける前に卵にくぐらす
小麦粉や片栗粉などの粉類をつける前に卵にくぐらせておくと、唐揚げが冷めてもべたつくことなくおいしくいただくことができます。卵がお肉をコーティーングし、脂や水分をほどよく閉じ込めてくれます。
お弁当などで持って行きたい時は、溶き卵も使うとよいでしょう。