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痛めやすい首と肩のセルフケア|筋肉へのアプローチでヨガ中のケガを防止しよう

美容

本来、体を整えて健康に導いてくれるはずのヨガで、体を痛めるケースは少なくありません。そこで、ヨガで特に痛めやすい首・肩・腰・膝のセルフケア法を、理学療法士の中村尚人先生に教えていただきました。今回は、首と肩のセルフケア方法について。ヨガの前に行いましょう。

ヨガジャーナル日本版編集部

肩・腰のセルフケア:肩の外旋位を保って腰への負担を減らす

前腕に挟んだブロックが落ちないようにすることで肩の外旋筋を鍛えるエクササイズ。肩が外旋すると胸が開きやすくなるので、後屈したときの腰の負担が減らせます。

ブロック

HOW TO

1.両手と両肘にヨガブロック(横長で使用)を挟む。このポジションをとると、肩が自然に外旋する。

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photos by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

2.肩の外旋を保ったまま腕を上げていく。 ブロックを落とさないようにすることで、外旋筋がより鍛えられる。

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photos by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

3.肘をさらに高く持ち上げて胸を開く。この動きを疲れるまで繰り返し、最後に上げた状態で10秒キープ。3セット行う。

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photos by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

POINT:2つのブロックを同じ力で挟む。ブロックを落とさないようにすると同時に、左右均等の力で挟むことでバランスよく外旋筋が鍛えられる。

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photos by  Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

教えてくれたのは…中村尚人先生
理学療法士、ヨガインストラクター。UTLにてヨガの解剖学の講師を担当。医療とボディーワークの融合、予防医学の確立を目指し活動中。「 TAKT EIGHT」主宰。現在、「ヨガのための解剖学」連載中。

モデルを務めてくれたのは…伊藤ニーナさん
女性誌『GINGER』のスターオーディション・モデル部門でグランプリを受賞し、レギュラーモデルに。数々のイベントに出演する傍ら、乗馬検定5級を取得するなど運動神経の良さを生かして幅広く活躍中。

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