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絶対やってはいけない!3大NG節約術「まとめ買い・割引・送料無料」に潜むワナとは

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

どうせ使うものだから……まとめ買いや箱買いを積極的にしている家庭も多いと思います。節約のようにみえますが、家にあるという安心感から消費スピードが速くなっていませんか?

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ここでは、ファイナンシャルプランナー飯村 久美さん著書「ズボラでもお金がみるみる貯まる37の方法」(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集して、オトクそうにみえる箱買いや送料無料のからくりをご紹介します。

ビールは「箱買い」しない

安くても消費量は2倍に増える

多くの人がまとめ買いをするのは、平日は仕事で忙しいので、週末に1回買い物するだけなら手間が省けて、節約できた気分になれるからでしょう。

その際によくやりがちなのが、晩酌用のビールを箱買いすることです。
その習慣、実はお得ではありません。

1本あたり数十円安いので、「1箱で数百円も得した!」と思うでしょう。
実際そうなんですが、そのせいで消費量が格段に増えてしまうところが、箱買い、まとめ買いの盲点なのです。

あると思うと、ついつい進んでしまうのがお菓子やアルコール類の嗜好品です。
甘味やアルコールをとると脳が快感を覚えます。この快感を覚えるメカニズムは、なんと麻薬中毒のケースと同じなのです。

そのため、甘いものもアルコールも、体がもうこれ以上必要がないというサインを出しても、脳がそのブレーキを解除してしまうのです。ダイエット中の人が、ときどき甘いものを猛烈に食べてしまうことや、じゅうぶんに酔っている人がビールをおかわりしてしまうのは、依存性があるからです。

ビールを箱買いするようになってから、休肝日がつくれなくなったという話をよく耳にします。1日1本を守れる人はいいのですが、「今日は大変だったからもう1本飲もう」と増えていった結果、消費量は2倍になってしまうのです。

ですので、お菓子やビールが欲しくなったら、その都度必要な分だけ買うことをオススメします。

もう少し飲みたいと思っても、わざわざ外に買いに行く手間を考えると、それが抑止力になるのです。

その結果、お腹も出費も抑えられます。
そもそもビールは、原価は安いものの酒税があるため、メーカーや小売店にとって利幅の少ない商品です。

なので、利益を生むには数を売らなくてはなりません。数を売るには、酔いという作用をもたらすビールは格好の商品で、お酒が好きな人にたくさん買ってもらえるようお得感を訴えれば、乗ってくれるお客さんがたくさんいるのです。

お酒のほか、ジュース、チョコレートやスナック菓子といった嗜好品。
肉や野菜といった生鮮食品も、安いからといってまとめ買いするのはオススメできません。買ったことを忘れて冷蔵庫に入れたままにしていると、腐らせたりするからです。お金と健康を大切にしたかったら、その都度買いをぜひ実践してください。

ついつい買わされなければ、無駄がなくなる

でも、すべての買いだめがいけないとはいいません。
トイレットペーパーやシャンプーなど、いざというときにないと困るもの、あっても腐らないもの、消費のスピードが一定のものに関してはOKです。

防災用品などもあらかじめ買っておいてもいいものだと思います。ただし、置き場もないくらい買いだめするのはやめましょう。

メーカーや小売店は、私たちの財布のひもをゆるめるために、ありとあらゆる戦略を考えています。

それは、私たちに「ダマされた!」と思わせないよう絶妙な方法で仕掛けてくるのです。

その際に狙われるのは、私たちが抱えている欲望やコンプレックス、不安やストレスといった心のスキマです。ここをめがけてアナウンスしてくるのを理解したうえで上手につきあえれば、お金も貯まる賢い消費者になれるのです。

「今がチャンス」「全品3割引」の宣伝文句で買わない

チラシはお店に来てもらうための撒き餌である

つい無駄な買い物をしてしまうのは、買いだめや箱買いによるものだけではありません。

「同じものなら、安く買いたい」という人間の心理をついてくる宣伝文句にも注意が必要
なのです。

ですので、食品や日用品の出費が多いという人には、チラシや広告を見るのをやめることをオススメします。

なぜなら、そういった人は、チラシにあるお買い得品を求めて買い物に行ったはずが、余計なものまで買っていることが多いからです。

釣りに例えると、私たちが獲物なら、チラシや広告は撒餌のようなものです。つり糸がたれているところまでおびき寄せるためにあるのです。

そのため、チラシには「全品3割引」「5時からタイムセールで半額」といった、私たちの胸が躍るような文言が巧みに並べられています。

店側からすればお店に来てもらえれば、しめしめという感じなのです。
それは、スーパーなどの店内には、私たちがつい買いたくなるような仕掛けが張り巡ら
されているからです。

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