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お腹を使うとはどういう状態?ヨガとお腹にまつわる素朴な疑問5つ

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ヨガのポーズは柔軟性に注目しがちですが、お腹の筋肉も鍛えるべき?鍛えるとどんないいことがあるの?読者が知りたいあらゆるお腹の疑問を3人のヨガティーチャーが解決します。今回のテーマは「ヨガとお腹の関係」。ヨガスタジオでよく耳にする「お腹を使う」意味などをご紹介します。

ヨガジャーナル日本版編集部

ヨガとお腹にはどういった関係があるの?

そもそもなぜヨガに腹筋が必要なのでしょうか。インナーとアウターの役割の違いについても先生たちに伺ってみました。

Q.ヨガではお腹がなぜ大切なの?

A.ヨガで目指す「心の安定」が得られます

ヨガで使うお腹の筋肉は胴回り全体の筋肉。アウターとインナーの両方を指します。お腹の筋肉が強くなると姿勢が安定し、「腹が据わる」という言葉どおりヨガ本来の目的である「心の安定」にもつながります。(乳井先生)

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photos by  Sayaka Ono

A.姿勢を整えやる気と集中力を生み出す!

腹筋が弱く反り腰になると、ホルモンの分泌を担う副腎が圧迫され、アドレナリンの分泌が低下。強いお腹は正しい姿勢を保つだけでなく、やる気や集中力にも影響します。(ゴウ先生)

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photos by  Sayaka Ono

A.腰を守り、内臓が活性化して健康をサポートします

お腹のインナーを鍛えると、腰椎を支えるコルセットの役割を果たしポーズでの腰の負担を軽減。姿勢が良くなり、猫背による圧迫も解消され胃腸が元気になります。(楠原先生)

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photos by  Sayaka Ono

Q.お腹のインナーマッスルが大切な理由は?アウターと何が違うの?

A.インナーは体の中心を通る「しなやかな中心軸」

どちらも上半身と下半身をつなぐ筋肉ですが、たとえるならインナーは体の中心を通るしなやかなゴム芯、アウターは表層部をつなぐテープのような筋肉。中心軸が強いほど衝撃を吸収し姿勢を保てます。(楠原先生)

インナーは体の中心をとおる筋肉

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photos by  Sayaka Ono

アウターは表層部を繋ぐ筋肉

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A.インナーが強くなるとアウターの力みが抜けてポーズが深まる

アウターだけでバランスをとろうとするのは力みのもと。インナーが使えるとアウターの力みが抜けて無理なくポーズを維持でき、呼吸が深くラクになります。(ゴウ先生)

Q.お腹のインナーマッスルが鍛えられたかどうかは、どうすればわかりますか?

A.背すじを伸ばした良い姿勢を日常生活でラクに続けられるように

背すじを伸ばした状態を続けても、肩やお腹まわりに力みを感じたり疲れたりしなければ◎。強くなったインナーで体をしっかり支えられているといえます。(ゴウ先生)

A.電車でグラつかずに立っていられます

電車の中で何もつかまらずに立ち、突然の揺れでよろけなければトレーニングの効果あり。上半身と下半身をつなぐ強くしなやかなインナーマッスルを手に入れた証拠です。(楠原先生)

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