カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」が手掛ける「パスタ・デ・ココ」をご存じですか?名古屋名物「あんかけスパ」の専門店で、愛知県を中心に展開しています。現地ではとてもポピュラーなのですが、実は都内にも1店舗だけ出店しているんです。その気になるお店と味をレポートすべく、潜入してきました!
カレーハウスCoCo壱番屋のノウハウを生かした「あんかけスパ」専門店/パスタ・デ・ココ 港区西新橋烏森通店
東京メトロ・虎ノ門駅から徒歩約4分のところにある「パスタ・デ・ココ 港区西新橋烏森通店」。同店は「カレーハウスCoCo壱番屋」の壱番屋がプロデュースする“あんかけスパ”の専門店です。あんかけスパとは、ゆで置きした太い麺を炒めて、とろみのあるピリ辛なソースをかけた名古屋のご当地グルメです。
現在、壱番屋の本社がある愛知県では31店舗をチェーン展開中。 地元では日常食のお店としてココイチと同じ感覚で利用されているお店なのですが、県外展開はたった3店舗のみ!そのうちの一つが港区西新橋烏森通店で、東京で唯一の店舗です。
店内は、やはりココイチとよく似た雰囲気。客層は土地柄からサラリーマンが大半で、女性客も少なくありません。カウンター席のみなので一人でも気軽に入ることができ、周りを気にせず食事に集中できそうです。
店内には漫画がズラリと並ぶ本棚も。料理を待つ間や食後の休憩に漫画を読んで時間を潰すことができます。このあたりもココイチと同じですね!
「パスタ・デ・ココ」ではレギュラ―メニューとして、約30種類のスパゲティメニューを用意。それぞれサイズとソースを選べるのがポイントで、麺の量は約150~900gまで9段階を設定しています。
ソースは3種類のあんかけソースとカレーソースの計4種類。あんかけソースはトマトをベースにした「ノーマル」、スパイスをきかせた「マイルドスパイシー」、そして胡椒がアクセントになっている「スパイシー」です。カレーは当然、ココイチのカレーソースを活用し、麺になじむようにアレンジしています。
トッピングも豊富で、約30種類のココイチとほぼ同じラインナップが用意されています。量×ソース×トッピングの組み合わせ数は、実に膨大!自分好みにカスタマイズできるのがパスタ・デ・ココの魅力なのです。
これはクセになる! スパイシーなソースとアツアツ麺による禁断の味
今回注文したのは、定番人気の「ミラカン」(929円)。ウィンナーやハム、ピーマン、タマネギをトッピングしたレギュラーメニューで、オーソドックスなあんかけスパです。
さっそく口に運んでみると、とっても濃厚な味わいにビックリ!ソースは「マイルドスパイシー」を選びましたが、甘みとスパイシーさのバランスが絶妙です。
ソースは野菜でとろみをつけているため、甘みがギュッと凝縮。クドさがなく、いくらでもイケちゃいそうです。麺がソースに良く絡み、食べ応えもバツグン。作り立てのアツアツを楽しめるのもうれしいところです。
ちなみに、この“アツアツ”にはちょっとした秘密があります。実は、パスタ・デ・ココでは麺を油でサッと揚げているんです。
揚げた麺は油を切ったら、すぐに鉄板で焼き上げます。そうすることで、麺の温度が90℃まで上がり、高温を保ったまま提供できるのだそう。この一手間で麺が数段美味しくなるのです。
「やっぱりカレーが気になる!」という人は、「鉄板自慢のカレーミート」(872円)がイチオシです。ココイチで培ったカレーソースは当然、太麺にもマッチ。さらに鉄板に引かれた卵が、カレーにマイルドさをプラスしてくれます。
オススメの食べ方は、卓上に置かれたパルメザンチーズをたっぷりかけること。カレー&卵&チーズという最強トリオの美味しさは、もはや言わずもがな。パンチがあって、ハマること間違いなしです!
サイドメニューも充実しています。サラダはもちろん、名古屋名物の「小倉トースト」(103円)やサクサクの食感が楽しい「CoCo de チキン」(240円)などタレントぞろい。
あんかけスパゲッティソースはお土産用(216円)もあります。食べてみて気に入ったらおうちでもチャレンジしてみては?