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水ダイエットの正しいやり方は?管理栄養士が教える注意点

水ダイエットとは水しか飲まない、ご飯代わりに水を飲むなどの過激なダイエットではありません。普段何気なく飲んでいる水ですが、水を飲むことによって代謝アップや便秘改善などのダイエット効果がたくさんあるんです。水ダイエットのメリットや飲み方、注意点などを管理栄養士が詳しく解説します。

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水ダイエットは痩せる?

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水を飲むだけでやせるということは、科学的に証明されていませんが、水を飲むことによって体の持つさまざまな自浄作用を促し、円滑にすることによって結果的にダイエット効果をもたらす可能性があります。

また、水しか飲まない、ご飯の代わりに水で置き換える、などの過激なダイエットは体調を崩したり、リバウンドするおそれがあるためやり方や取り入れ方には注意しましょう。

水ダイエットの効果は?

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代謝が上がる

水分を補給することによって血行がよくなるため、基礎代謝の向上が期待できるといわれています。適切な量のきれいな水が体内を巡ることによって血液の流れもスムーズになって細胞にもきちんと水分が行き届き、細胞が活発になって代謝があがる可能性が高まります。

水のかわりに白湯を飲むと、胃腸が温まって内臓の働きが活性化することで代謝が上がりやすくなります。女性は冷え症の方も多いといわれているので、身体が冷えやすい人は特に夏場でも冷たい水ではなく白湯を飲むのがおすすめです。(※1,2)

過食を防ぐ

お腹がすいていると、つい早食いになってしまったり、食べすぎてしまいがちに。そこで、食事の前や食事中に水を少し飲めば空腹感を抑えることができます。少ない食事量でも満腹感が得られるので、とり入れるカロリーが少なくすみますね。

また、空腹感を抑えておけば、ゆっくりとしたスピードで食事が楽しめます。そうすることで、食後20分後から働き始めるといわれている満腹中枢を刺激しやすくなり、結果的に食べ過ぎを防ぐことができます。これが無理なく痩せられるポイントです。(※2,16)

便秘解消効果

仕事もあって忙しいからトイレに行くのが面倒。だから水もあまり飲まない、という方も多いようです。

しかし、それは便秘を助長する原因になります。便秘がちになると気になる下っ腹がでてしまう原因にもなります。しっかりと水分を補給することによって、便が水を含んでやわらかくなりスムーズな排便を期待することができますよ。
冷水を適切に飲んで、胃・大腸の反射を促すことも効果があります。便秘気味の方は特に起床後に飲むことがおすすめです。(※3)

むくみを解消

大量の水を一気に飲むと体はむくみます。なので、水を飲むときにはできるだけゆっくりと味わうように飲むことで、むくみを解消できます。むくみを改善すると血流もよくなるので、代謝もあがって痩せやすい体になりますよ。

寝ているときは体も眠っているため、水分を排出させる肝臓の機能も下がっています。お酒を飲みすぎたり、就寝直前にたくさんのお水を飲むとむくむのはそのためです。できるだけ就寝前はコップ1杯程度の水分補給にしましょう。(※4)

水ダイエットのやり方は?

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具体的なやり方

一般的な水ダイエットとは、自分が欲したタイミングで水をとり入れる方法のようです。

結果を求めるあまり食事を水だけにしたりするのは体調を壊すおそれがあるので、避けましょう。

とり入れるタイミング

喉の乾きを感じたタイミングでとり入れることが大切ですが、水分が不足しやすいといわれている就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後などにも水分を積極的にとりいれてみましょう。

枕元に水分をおいて就寝することも重要です。また、お酒を飲むと脱水状態になりやすいといわれています。お酒と一緒に水をこまめに飲むことを忘れないようにしましょう。(※5,6,7)

1回あたりに飲む量は?

一気にたくさん飲むのではなく、1回コップ1杯程度(150~250ml)の量の水を1日に6~8回飲み、1日の必要量(約1.5リットル)を補給してみましょう。

また、運動をしてたくさん汗をかいた時など、必要な場合に応じてこまめに水を飲むようにしましょう。(※6)

どんな水を飲むのが良い?

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水を飲むときにどんな種類を選べばいいのだろうと悩むときはありませんか?水には主に軟水、硬水の二種類あります。

軟水と硬水の違いは、「硬度」の違いをいいます。硬度とは、水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量のことです。WHO(世界保健機関)の基準では硬度120mg未満が軟水、120mg以上が硬水と定められています。(※8)

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