「体がなかなか柔らかくならない」「硬くてポーズがうまくとれない」…読者が抱える硬さの悩みを6人の人気ティーチャーが解決します!今回は胸椎のかたさについて。
胸椎が硬く、できないポーズがたくさん。頑張っているのですが進歩を感じられません
A:首や胸まわりのストレッチを
胸椎が硬いのは、パソコンやスマホ操作のため前傾姿勢で胸が閉じているから。日常生活で猫背に気づいたら胸を開く習慣をづけ、併せて首や胸まわりの緊張をほぐすワークを実践。(畠中先生)
首や胸まわりの緊張をほぐすワーク
1.両手を組み後頭部に添え、手の重みで首の後方をほぐす。5~10呼吸キープ。
photo by Kenji Yamada
2.大胸筋の中でも特に詰まりやすい脇の下に近い部分を、硬さが取れるまでもみほぐす。
photo by Kenji Yamada
3.両手を組み後頭部に添え、手の重さで頭を下へ。
photo by Kenji Yamada
4.5~10呼吸行う間に、首を左右に振って首の横をほぐす。
photo by Kenji Yamada
A:体は連動しているので、全身を伸ばす動きを
A:呼吸で胸郭を開きながら後屈の練習を
胸椎が硬いと後屈が苦手になりがち。仙骨の位置にブロックを置き、セツバンダーサナをリラックスできる間キープして練習を。おへその下を引き上げ、胸式呼吸で胸が山型になるよう広げるのがポイント。内側からも胸椎まわりがゆるみます。(近藤先生)
photo by Kenji Yamada
教えてくれたのは…
畠中真梨先生
ヨガインストラクター。YMCの養成コースでインストラクターの資格取得後フリーランスとして活動し、現在はYMCの講師として2級コースを担当。
タダヒコ先生
スタジオ・ヨギー、ヨガインストラクター。某ヨガスタジオのプログラム監修やオーディション審査、指導者の研修指導などを行う。
近藤真由美先生
アシュタンガヨガとの出会いをきっかけにヨガの道に入り、国内外の師のもとで、さまざまなスタイルのヨガを深める。現在は「アンダーザライトヨガスクール」で指導者の養成にもあたっている。全米ヨガアライアンス認定講師。日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士。