ピカールネリ
出典:楽天
油性練りタイプのピカールネリは、研磨剤が多く含まれているため研磨効果が非常に高いです。
液状タイプでは落ちにくい頑固な汚れもしっかり落としてくれる、頼もしいアイテムです。
ピンポイントの汚れを取り除くのに適しているため、状態を見ながら液状タイプと使い分けるのもおすすめです。
ピカールで磨けるもの・磨けないもの
ピカールは、ステンレス、真鍮、銅、アルミ、スズ、鉄、その他の金属、プラスチック類とほとんどの金属製品に使用できます。
身近なものとしては、キッチンのステンレスシンク、ドアノブ、シルバーアクセサリー、自転車などが挙げられます。
ただし、塗装やコーティングされたものや金銀メッキ、または特殊な表面処理がされたものは使用NGです。
ピカールはいわば液状のヤスリであるため、これらに使用すると塗装やコーティングが剥げてしまうので要注意です。
また磨ける金属の中でも、材質によっては傷や変色をおこすこともあるため、目立たない場所で確認してから使うようにしてください。
ピカールの使い方
用意するもの
・ピカール
・磨く用の布
・拭き上げ用の布
・ゴム手袋
ピカールで金属磨きをする時に用意するものは3つだけです。
布はクロスでも良いですし、おうちにあるやわらかい布であれば何でも大丈夫です。
特別な道具がいらないので、気軽にお手入れできるところがピカールの良さですね。
また磨き始める前に、金属製品に付着したゴミやホコリは取り除いておきましょう。
ピカールケアーの使い方を紹介します。
(1)磨き用の布にピカールを適量とる
ピカールは成分に灯油が含まれているため、必ずゴム手袋をはめてから作業を行うようにしてください。
また少しガソリンのようなにおいがするので、部屋の換気をしながら作業をするようにしましょう。
準備ができたら、磨き用の布にピカールを適量とります。
ピカール液やピカールネオの場合は、缶をよく振ってから使用してください。
クリームタイプのピカールケアーは、出す量を調節しやすいため、少量ずつ出して磨いていくのがおすすめです。
(2)汚れやくすみがとれるまで磨く
ピカールをつけた磨き用の布で金属製品を磨きます。
ついゴシゴシと力を入れてしまいがちですが、力の入れすぎは磨きムラや磨き傷の原因になるので注意しましょう。
優しく馴染ませていくだけでも汚れやくすみが落ちるため、ダメージを与えないよう強くこすらないようにしてくださいね。
軽度のサビであれば一緒に取ることもできますが、厚くなってしまったサビを取り除くことはできません。