6.余計なひと言が多い
ありがた迷惑な人は世話好きなので、「相手のことを思って」の発言なのですが、余計なひと言を言ってしまいます。
身内でもないのに「そんなに食べたら太るよ」とか「ほら、また猫背になっている」「そんなにお金使って大丈夫なの?」など、プライベートに踏み込んだ発言をして煙たがられてしまうことが多いのも特徴です。
「ありがた迷惑」な行為を取ってしまう原因
では、どうしてそのような行動を取ってしまうのでしょうか。原因もご紹介します。
1.心配性
ありがた迷惑な人は、基本的に心配性です。
先のことを考えられるのはいいことなのですが、「ああなったらどうしよう」とネガティブに考えることが多いので、先回りしてあれこれ対策を打たないと気が済みません。
また、せっかちな傾向もあるので相手を信頼してじっくり見守ることは苦手です。まわりの人のお世話をし自分の心配を取り除くとともに、そんな「人の役に立っている自分」に価値を見出します。
2.人の気持ちに鈍感
ありがた迷惑な人は、自分の主観で物事を見る癖があり、他の人も自分と同じように感じているはずだと考えます。
「相手のために」という大義名分があるため、自分はいいことをしていると思っており、まさか迷惑だと思われているなんて考えません。
人の気持ちに鈍感なため、相手の意向に配慮しない行動をしてしまうことが多いです。
3.口が軽い
人の気持ちに鈍感なので、「この話はまわりに言ってもいいのか、それとも言わないほうがいいのか」を判断することが不得意です。
結果的に、知り得たことはなんでもしゃべってしまう傾向があるので、口が軽い人という印象を与えてしまうことも。
知りたがりなので、いろいろな人の情報を集めておいて、優位に立ちたいという思いもあります。
ありがた迷惑な人と上手に付き合う方法
そんな、ありがた迷惑な人とも職場では付き合っていかなければいけません。上手に付き合うにはどうすればいいか、5つの方法をお伝えします。
1.不要な場合はやさしく断る
ありがた迷惑だと感じているのに、それを伝えずに曖昧なままにしておくと、相手は「これでよかった」と思ってしまいます。
我慢せずに、なるべく早い段階で「ありがとうございます。でもこれは自分でやるので大丈夫ですよ」とはっきり伝えましょう。
キツイ言い方をすると、傷つけたり反発されたりすることがありますので、やさしい言い方を心がけましょう。
2.やってほしいことを具体的に伝えておく
ありがた迷惑な人が、あれこれと手を出してくる前に「〇〇さんは、こちらをお願いできますか」と最初にお願いごとをしておきましょう。
頼りにされることは嫌いではないので、たいていは喜んで引き受けてくれますし、余計な手出しをされることなく仕事が円滑に回るようになります。