まだまだ寒い季節、冷たい布団ではなかなか寝付けないですよね。冬にオススメしたいのが暖かな肌触りの「敷きパット」です。ベッドや布団の上にセットするだけで“ひんやり”から解放され、ぐっすり眠れます。今回は、通販やホームセンターで人気の「敷きパット」14品を集めて比較テストを実施。保温性や吸湿性はもちろん、ずれずに快適な寝心地を約束する逸品を見つけました!
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保温性のある「パッド」で寒い季節も快適に眠れます
足元から冷える冬、布団やベッドのひんやり対策、どうしていますか?
布団乾燥機や電気毛布、湯たんぽを使うという手もありますが、もっと手軽に使えるアイテムをお探しならば「敷きパッド」がおすすめです。
「敷きパッド」はベットや敷布団の上に敷いて使うアイテムで、布団シーツやベッドシーツを付けずに直接、肌に触れることになります。夏であればサラッとした蝕感の「冷感敷きパッド」がおすすめですが、寒い季節は毛布のように保温性のあって触り心地のいい生地を使ったパッドがおすすめです。
しかし、ひと口に「敷きパッド」と言ってもネットショップやホームセンターなどでたくさんの種類が販売されていて、どれを買ったらいいのか迷ってしまいますよね。
水分を吸収して発熱する吸湿発熱素材のものや、遠赤外線性の素材を使ったもの、ファータッチやマイクロファイバー素材のものなどさまざなタイプが出ています。
そこで『LDK』編集部は、Amazon、楽天、ニトリ、ベルメゾンなどネット通販で購入できるものから、無印良品、イオン、しまむらなどのホームセンターや量販店で購入できるものまで、「敷きパッド」計14品を一斉テスト。
寝具のプロと一緒に「おすすめの1枚」を求めて徹底チェックを行いました。
▼「冷感敷きパッド」のおすすめ品はコチラの記事をご参照ください。
冬用敷きパッドの選び方は?暖かさのほか強度もチェック
おすすめ順ランキングの発表の前に、「冬用敷きパッド」を購入する前に抑えておきたいポイントをご紹介したいと思います。
店頭で購入するならこの4点をチェック!
1:モコモコした素材はNG!
モコモコした素材の方が暖かそう……と思われるかもしれませんが、敷きパッドの素材としてはあまり適切ではありません。モコモコの素材は身体に絡みつきやすいため、寝姿勢が崩れて快適に眠れない可能性があります。
モコモコ素材はソファーカバーなどに取り入れるのがベターです。
2:四隅のゴムの強度をチェック
敷きパッドは基本的に、四隅をゴムバンドでマットレスや敷布団に引っ掛けるだけなので、ゴムがダルダルだと寝ている間にズレてしまいます。寝返りを打っても引っ張られないよう、ゴムの強度がしっかりしているものを選んでください。
3:吸湿性・放湿性にすぐれているか確認
冬でも寝ている間に汗をかきます。敷きパッドは肌に直接触れるものなので、汗を吸収しやすい素材だと快適に眠れます。また放湿性が高い素材だと、カビの発生が抑えられ、洗濯してもすぐに乾くというメリットがあります。
4:起毛の方向性も重要
店頭で購入する場合は、敷きパッドの表面を手の平で撫でてみてください。そして、撫でた部分の起毛がすべて同じ方向に倒れるか確認してください。方向がバラバラの場合は“引っかかり”となるので、寝返りの妨げになる可能性があります。
暖かくて寝心地のいい1枚を求めて徹底比較を行いました
とはいえ、実際に店舗でちょっと見たり触ったりしただけでは、イマイチ本当に買っていいものかどうか分からないですよね。そして、ネットショップで販売されているものは実際に触れられないので確かめようがない……。
今回は、皆さんに代わって『LDK』編集部が睡眠、寝具のプロと一緒に徹底比較を実施。上記の選び方ポイントをふまえつつ、「保温性」「放湿性」「仕立て」「肌触り」の4項目でテストを行いました。
テスト1:保湿性(25点満点)
どの製品も当たり前のように「あったか」と書いているけど、本当に暖かいのか気になります。検証機関の保温性試験機を使って、保温率をわかりやすく数値化しました。
さらに、人が実際に敷きパッドの上に寝たときの温度変化もチェック。サーモグラフィーで敷きパッドの裏側を撮影して計測しました。この他の、敷きパッドを切断して断面がどうなっているかも確認しています。
テスト2:放湿性(25点満点)
人は冬でも寝汗をかきます。汗や湿気で敷きパッドがビショビショになるようでは不快ですよね。さらにその状態を放置していると体温調整がうまくいかず快眠できない場合が……。「寝具」なのに睡眠の妨げになるようでは本末転倒です。
そこで、各製品の「放湿性」をチェックしました。汗に見立てた水滴を敷きパッドにたらし、電子天秤で質量を正確に量り、垂らした水滴が蒸発する時間と質量から測定しました。