最近、付き合ってはいけないダメ男として特に警戒されているのは、モラハラをする男性。
最近、付き合ってはいけないダメ男として特に警戒されているのは、モラハラをする男性。
モラハラ男性は、精神的にじりじりと追い詰めてきます。
一見するとマトモなだけに、トラウマになりやすいのです。
なかなか見抜くのが難しい“モラハラ男性”ですが、今回はその特徴と見抜き方をご紹介します。身の回りに当てはまる人がいたら要注意ですよ。
不機嫌になったら無言
モラハラをする男性は基本的に異論を認めません。
自分の意見が絶対に正しいと思い込んでいるので、彼女と意見が違うときには論破しようとしますし、ときに強引な態度も見せてきます。
ですが、論破しようとしても彼女が納得しなかったり、どう考えても彼女の方が正しかったりする場合、モラハラ男性は急に黙り込んでしまいます。自分の意見が通らないことで不機嫌になり、話すことを放棄するのです。
話しかけても返事をしない、デートの途中で急に「帰る」と言い出す、電話に出ない、LINEをブロックする……こうした行動を取るなら、彼はモラハラの傾向があると言えます。
そもそも、モラハラ男性とは「話し合い」という行為は成立しません。
他人の意見を受け入れないですし、たとえ自分に非があっても絶対に認めず、彼女に謝らせないと気が済まないのがモラハラ男性の特徴です。
無視をするのは、彼女を困惑させ、罪悪感を与えることが目的。彼の機嫌を直そうとして不本意に謝ると、モラハラ男性の思うままになってしまいます。
謝るのが苦手
私は以前、モラハラの傾向がある男性と付き合ったことがあります。彼は、自分が悪くても謝ることができない人でした。
これは、先ほども触れたように「自分の意見が絶対に正しい」という強い思い込みに由来するものです。
たとえ謝ったとしても、私がさんざん指摘して、やっと「悪かった」とつぶやくくらい。それも、「お前が言えというから言ってやっている」という口調でした。悪いことをした自覚がないのでしょう。
呆れたのは、ケンカになったときに彼が暴力を振るったことです。
彼は「お前が煽るようなことを言ったから手が出た。俺は暴力を振るうような人間じゃない」と、堂々と私のせいにしました。もはや反論する気にもなりませんでした。
人が悪い。会社が悪い
モラハラ男は、あくまでも「自分が絶対に正しい」と思っています。
そのため、仕事でうまくいかないことがあっても、「あいつが悪い」「会社がそもそもダメ」と批判することで、自分ではなく他人のせいにしようとします。
さらに、モラハラ男性には“アドバイス”というものが通じません。自分に足りない部分を認めて改善するという発想がないので、よかれと思って伝えるアドバイスも“攻撃”と受け取ります。
彼女から短所を指摘されたときには、「キミだって○○ができていない」と、自分のことを棚に上げて反論してくるでしょう。まるで「負けるわけにはいかない」というようなスタンスで、彼女の弱みを見つけてマウントをとってくるのです。
プライドが高い
モラハラは、いわゆるハイスペックな男性に多く、プライドが高いのが特徴。年収や職場でのポジションの高さが理由になっているのかもしれません。
ハイスペック男性の中でも特に、“頑固で柔軟性が足りない” “ユーモアに欠ける”タイプは、モラハラをしやすい傾向があります。
周りの人のほとんどが自分に従い、思うがままに行動できる日々に慣れてしまっているので、「俺がいちばん」「異論は認めない」と思い込んでしまうのです。