1. べにふうき茶
べにふうきというのはお茶の品種の一種。最近の研究で、べにふうきには「メチル化カテキン」が多くふくまれていること、「メチル化カテキン」は花粉をキャッチする場所の発現を抑え、アレルギーの原因となるヒスタミンを出す指令をおさえるはたらきもあることがわかっていています。
そのため「メチル化カテキン」を含んだべにふうき茶には、花粉症をはじめとするアレルギー症状の軽減が期待できるのです。
2. 乳酸菌飲料
飲みものでも乳酸菌をとることができます。いろいろな種類が売られていますが、腸内環境を整えることが期待できる旨が表示された特定保健用食品がおすすめですよ!
3. お味噌汁
汁物としてぜひおすすめなのがお味噌汁です!味噌は発酵食品なので、腸内環境を整えることが期待できます。また、具材から溶け出たビタミン類も汁にとけこんでしっかりと摂ることができるのも嬉しいですね。
食べものや飲みものは即効性はあるの?
繰り返しになりますが、食べものや飲みものは薬ではないので、残念ながら「これを食べておけば花粉症が解消される!」とういうものではなく、当然即効性はありません。あくまで、サポートとしてとらえるようにしてください。
おすすめの食べものや飲みものについては、いつも食べたり飲んだりしているものをおきかえるのが上手な活用方法♪ 例えば、いつもスープだったのを味噌汁に変えてみる、緑茶だったのをべにふうき茶にしてみるといったようなイメージです!
花粉症の時に避けた方がよいもの3選
1. 刺激になる辛いもの
香辛料をたくさん使った辛いものは、刺激になって症状を悪化させてしまう可能性があります。花粉症の時期は辛いものは我慢することがおすすめです……。
2. アルコール
アルコールも刺激になり、症状を悪化させてしまう可能性があるもののひとつです。また、花粉症の方はお薬を飲まれていることもあるかと思いますが、アルコールによって薬の効きが弱くなる、あるいは効きすぎることもありますので注意が必要です。
3. 高たんぱく食
たんぱく質は私たちのからだを作る大切な物質で、ストレスにより必要量が高まるとも言われています。しかし、あまりに過剰にとるとそれ自体にアレルギー反応がおこってしまうことも……。
1食につき、魚や肉・卵などの主菜は1皿までにする、プロテインの飲みすぎに注意するなど、摂りすぎないように注意しましょう!
アレルギーとの関係に注意しよう!
近年、花粉症をそのほかのアレルギーとの関連が指摘されています。特にくだものや野菜で口腔内にかゆみなどの症状がでる「口腔アレルギー症候群」は花粉との関連が指摘されています。
花粉症とともに、食べものでかゆみするようになった場合は、早めに医師に相談くださいね。
花粉症対策にお食事を役立てて♪
残念ながら食べものや飲みものに即効性はありませんが、花粉症対策では栄養バランスがよいお食事をベースに、腸内環境を整えることが期待できる食べもの、ストレス対策になる食べものを取り入れるのが基本です。
また、刺激物やアルコール、高たんぱく食は避けた方がよいでしょう。飲みものは乳酸菌飲料やべにふうき茶がおすすめです♪ これらのお食事や飲みもののルールを上手にとりいれて、辛い花粉症シーズンを乗り切りましょう!