テスト1:うるおい(保湿力)
泡立てたボディソープ(泡タイプはそのまま)を腕にのせ、10回指でなじませてお湯で洗い流し、10分、20分、30分後の肌水分量を計測しました。
洗浄前と洗浄後の肌水分量の差を算出し、時間ごとの差を合計して比較。お湯だけで洗った数値も参考用に記載しています。
テスト2:洗浄力
同一条件で泡立てたボディソープ(泡タイプはそのまま)を直径3cmの擬似汚れを塗布した人工皮革にのせ、10回ずつやさしくこすった後、同じ温度のお湯で洗い流しました。
泡を流した後の人工皮革を乾かし、測色計で1つの被験体に対し3カ所ずつ色の濃さ(L値)を測定。ボディソープで洗浄していない汚れのL値と比較して洗浄率を算出しました。
テスト3:成分
現役の皮膚科医に成分を分析してもらいました。赤ちゃんでも使えるくらいやさしい成分のものを見つけるべく、肌の刺激になる可能性のある成分を厳しくチェックしてもらい、主な界面活性剤の刺激性と界面活性剤以外の成分を評価しました。
<減点した界面活性剤>
・ラウレス硫酸系
ラウレス硫酸Na、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液
・陽イオン系
ポリクロタオニウム-7、塩化ジメチルジアリルアンモニウム など
・石けん系
カリ石けん素地、石けん素地など
<加点した成分>
・抗炎症成分
グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2K、アラントイン
・良質なエモリエント成分
グリセリン、シア脂、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、セラミドなど
<減点した成分>
・刺激成分
エタノール、ラノリンアルコール、変性アルコール、ヨーグルト液
テスト4:使い心地(洗いやすさ)
同一条件で泡立てたボディソープ(泡タイプはそのまま)に、1円玉をのせて何枚で沈むかを見ました。
また、モニターが実際に使って使用感をチェック。泡の肌触りがいいか、洗い上がりにツッパリ感がないかを評価しました。
以上4つの項目を徹底的にテストの結果、最強の“万能ボディソープ”に輝くのはいったいどの製品なのでしょうか? それでは、お待ちかねのランキングを一気に発表します!
全項目バランスよく優秀なNICE&QUICK「ボタニカル ボディウォッシュ」
NICE&QUICK
ボタニカル ボディウォッシュ
実勢価格:638円
内容量:500ml
▼テスト結果
うるおい:A+
洗浄力 :A
成分 :B
使い心地:A
ベストバイに輝いたのは、NICE&QUICK「ボタニカル ボディウォッシュ」。うるおいテストでは肌水分量がダントツで上昇し、洗う前よりしっとり肌に! その他のテストでも安定して高評価を獲得し、見事ベストバイに決定しました。
うるおいのテスト結果はA+と優秀。洗浄前との肌水分量の差の合計は+5.2でした。肌水分量が上昇し、洗浄後もしばらくしっとり肌を実感できました!
テスト4:使い心地
▼テスト結果
使用感 :◎
泡のスタミナ: 5枚(上にのった1円玉の数)
泡で出てくるということもあって、ツッパリ感がないと好評でした。泡のスタミナもあって、1円玉は5枚のりました。
泡の質がよく使い心地重視派に「ダヴ ボタニカルセレクション」
ユニリーバ
ダヴ ボディウォッシュ
ボタニカルセレクション
実勢価格:767円
内容量:500g
※Amazonはあわせ買い対象製品
▼テスト結果
うるおい:A
洗浄力 :A
成分 :C
使い心地:A+
2位はユニリーバ「ダヴ ボディウォッシュ ボタニカルセレクション」。惜しくもベストに及びませんでしたが、驚異的な泡のスタミナで使い心地テストではA+を獲得。さわやかに香るラベンダーと、シルクのような肌触りの泡で使うたびにテンションが上がります。