「デリカシーがないね」。そんな風に言われたことはないですか? デリカシーとはどういう意味でしょう。デリカシーがない人とはどういう人を指すのでしょう。催眠心理療法士の浅田悠介さんに詳しく教えてもらいました。
「ちょっとデリカシーがないよね」。
こんな言葉を言われたことありません?
ドキッとしますよね。たぶん良くないニュアンスな感じがするから。半ギレ状態で言われたことすらあるかもしれません。落ち着きましょう。
今回のテーマは「デリカシーのない人」です。
そもそもの意味を学びながら、その解決法を探ってみようと思います。デリカシーはあった方がいいと思うんです。そのコツを紹介しますね。
意味は? デリカシーとは
ここではデリカシーの意味を探ります。
学んでみましょう。見えてくることもあるかもしれません。
デリカシーの意味
シンプルにいえば「配慮・気遣い・繊細さ」になります。
いわば他人に対する態度のことですね。さらに噛み砕くと「相手の心や立場を思いやる気持ち」という意味になるでしょう。
デリカシーがないとは
まさに「他人に対する心配りがない」という意味です。
どこかで配慮が欠けていたのかもしれません。すると「デリカシーないよね」というグッサリくる言葉を投げかけられるわけです。
「デリカシーがない人」とは
ここでは「デリカシーがない人」の特徴に迫ります。
自分と照らし合わせることで、自身のデリカシー具合(他人に気遣いをできているのか)をチェックできます。ぜひ参考にしてください。
チェックしよう。デリカシーがない人の特徴5つ
(1)他人を傷つける発言をする
これが大きな特徴かもしれません。
言葉で、さらりと他人を傷つける発言をします。わざとではありません。しかし他人の心の弱点に触れてしまうわけですね。
飲み会で「昔いじめられてたんだよね?」と声を大にしたり、友達の描いた絵を見て「なんか下手だね」と言ったりなど。
そうして傷つけられた人間が「デリカシーないよね」と言うのです。
(2)声のボリュームや物音が大きい
これも面白い特徴です。
デリカシーのなさはボリュームにも表れます。声の大きさや、コップを置いたり、ドアを閉めたりするときの物音など。
まさに「周りを気遣うことができているか?」というわけです。
改めて、他人にも耳があって、ものを感じていて、何かを考えている、ということに思いを馳せるのが大事かもしれません。