(1)他人の目が気になる人
他人の目が気になる人は多くの場合、「大したことないな」「全然駄目じゃん」と思われているのでは? とネガティブな気持ちになり、それが元となって緊張しやすいという特徴があります。
(2)相手や物事を過大評価する人
友達と話すときは特に緊張はしないけれど、例えば総理大臣と話すとなると緊張しませんか? また、1人の人に向かって話すのは大丈夫だけど、1,000人に向かって話すとなると緊張しますよね。
このように対象を「すごいもの」と捉えてしまいがちな人ほど、緊張しやすくなります。
(3)完璧主義な人
完璧主義な人は「失敗したら最後」と思っており、失敗は一つの通過点でしかないという考え方ができない傾向が強いです。
(4)過去に失敗経験がある人
過去に恋人から振られた経験を持っている人で、過去の彼とは別人なのに、「また振られるのでは?」とつい不安に思う経験をした人はいませんか?
人は過去の出来事を未来に投影する傾向にあります。過去に失敗経験のある人は、失敗を未来に投影して、同じことがまた起こるのではと考えてしまうのです。
(5)自分に自信がない人
自分に自信がない人は、なかなか成功ストーリーを思い描けません。
「こんな自分がうまくいくはずがない」と失敗が前提として常に心の中にあるため、恐れがどうしても消えにくくなります。
簡単に緊張をほぐす8つの方法
よく緊張してしまうという方も大丈夫、安心してください。
これからご紹介する緊張をほぐす方法は、私も講演前に実際に取り組んでいて「効果が高いな」と実感しているものばかりです。ぜひ試してみて下さいね。
(1)深呼吸をする
不安な状態に陥ると、私たちは呼吸が浅く速くなりがちです。ゆっくりと深い呼吸はリラックスに関わる副交感神経の働きを良くし、気分を落ち着けることができますよ。
4秒吸って6秒で吐きます。吐く方により意識を向けると効果的。
(2)自分の心境を実況中継する
「おぉ~、なんだか心臓がドキドキしてきました~。さすがにこれだけの人を前にして話すとなると、かなり緊張している模様です。」
このように感情を意識化(言語化)しているとき、私たちは感情の外側に立つことができ、感情にのまれることがなくなります。
(3)音楽を聴く
元気がなく落ち込んでいるとき、音楽からパワーをもらった経験はありませんか? 音楽は私たちの心にとても共鳴しやすいのです。
聴く音楽のジャンルはあなたのお気に入りであれば、どんなものでもOKです。