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[旬の食材がウマすぎる!]管理栄養士が選んだ「夏野菜」ベスト3

レシピ

夏野菜というと、どんなものを思い浮かべますか?普段の食卓に旬の野菜を意識して取り入れるようにすることで、得られるメリットがありますよ。今回は夏野菜について管理栄養士が簡単にお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

夏野菜というと、どんなものを思い浮かべますか?普段の食卓に旬の野菜を意識して取り入れるようにすることで、得られるメリットがありますよ。今回は夏野菜について管理栄養士が簡単にお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

旬のものが良い理由って?

安くておいしい!

最近ではハウス栽培など栽培技術が向上し、どんな野菜でもほぼ一年中手に入りますね。そのため、旬のものが分かりにくくなってきていますが、野菜には旬というものがあります。

旬の時期とは、野菜にとって生育条件が整った環境で育てられ、最も成熟している時期のことを言います。そして、最もおいしく、たくさん収穫できるので、市場に多く出回ります。旬の食材は鮮度が良く、値段も安くなるので、毎日の食事に取り入れやすいですよ。

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栄養は倍以上?!

旬ではないときと比べて、旬の野菜は香りやうま味があり、味が濃く感じられるのでよりおいしく感じられます。これを活かしてぞ材の味を楽しむような料理にすれば、少ない調味料で済むので、味付けで塩分や糖質などの摂り過ぎを抑えることができます。

さらに、旬の野菜はそうでないときと比べて、同じ量を食べたとしても栄養価が倍、もしくはそれ以上にもなると言われています。同じものなら、旬の時期に食べたほうがお得ですね。

夏野菜って?

暑い夏には、あっさりとした野菜が旬を迎えます。例えばトマト、きゅうり、なす、とうもろこし、かぼちゃ、ピーマン、オクラ、ズッキーニなどが夏野菜の代表です。これらの中からレシピとともに3つご紹介しますね。

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トマト

栄養

ビタミンでは、β-カロテンやビタミンC、ミネラルではカリウムなどが豊富に含まれています。β-カロテンは肌や粘膜の健康を保ち、肌荒れ解消に効果を発揮します。そして、コラーゲンの生成を促すビタミンCも含むので美肌づくりに役立ちます。

さらに、β-カロテンやビタミンCは強い抗酸化力があり、免疫力を高めてくれるので、体を元気にしてくれます。夏風邪予防にも効果が期待できますよ。トマトの赤色の成分であるリコピンはカロテノイドと言われるビタミンAの仲間の一つです。リコピンにも強い抗酸化力があるので、体を酸化から守ってくれますよ。

そして、カリウムは体内の余分な塩分(ナトリウム)の排泄を促す効果あるため、高血圧予防に役立ちます。むくみ解消にも効果的です。

選び方・調理のポイント

トマトの赤色が鮮やかでハリのあるもの、ヘタから伸びる筋が放射線状にくっきりしているものを選びましょう。ずっしりと重いものは甘みが強いと言われています。

生で食べてもおいしいですが、炒め物、煮物、スープ、ソースなど幅広く利用できます。リコピンは脂溶性なので油を使った料理にすると吸収率がアップします。トマトにはうま味成分のグルタミン酸が豊富であり、煮込み料理にするとおいしさが引き立ちます。

なすと鶏肉のトマト煮

使いやすい鶏むね肉を使用したトマト煮込みです。フレッシュトマトを使い、具を大きめに切って箸で食べられるおかずにしました。鶏むね肉は下味に塩こうじを使うことでふっくら仕上がり、うまみもプラスされます。

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トマトとツナのオーブン焼き カレー風味

ボリュームたっぷりですが、カロリーは低め。こんがりと焼いたトマトと香味パン粉が相性抜群の1品です!

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きゅうり

栄養

ビタミンではβ-カロテンが豊富です。β-カロテンは肝臓や小腸で体内に必要な分量だけビタミンAとなります。ビタミンAは抗酸化力が強く、活性酸素の発生を予防して、免疫力をアップさせ、がん予防や動脈硬化予防に効果が期待されています。目の健康を保つ働きもありますよ。

そして、きゅうりは約95%が水分と多く、ミネラルではカリウムが豊富です。カリウムは体内の余分な塩分(ナトリウム)の排泄を促す効果もあるため、高血圧予防に働きます。さらに、シトルリンというアミノ酸の一種も含まれており、腎臓のはたらきを助けて利尿作用を促し、体内の老廃物も一緒に排出してくれます。むくみ解消に役立ちますよ。

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