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この時期に知っておきたい!「食中毒」の対策や予防ポイントを管理栄養士が解説

レシピ

ジメジメとした季節は、食中毒に注意が必要です。この記事では、管理栄養士が食中毒を予防するポイントをご紹介。調理中の注意点はもちろん、残った食品の扱い方や、弁当におかずを詰めるときに気をつけたいことも解説しています。ぜひ、食中毒予防に役立ててくださいね。

冷ましてから詰める

盛り付け前のごはんやおかずは別の皿に移し、冷ましてから弁当箱に詰めましょう。温かいまま入れると、弁当箱に蒸気がこもってしまいます。水分があると細菌が増えやすくなるため、注意してください。

また、煮物や和え物など、汁気が出やすいおかずは、十分に水気を切っておきましょう。ほかのおかずに水分がつかないよう、盛り付けカップや別の容器に詰めることをおすすめします。(※5)

涼しいところで保存する

完成した弁当を温かい場所に置いておくと、細菌が増殖しやすくなってしまいます。食べるまで、冷蔵庫で保存しましょう。むずかしい場合はなるべく涼しいところで保管し、早めに食べるようにしてください。

また、弁当を持ち歩く時間が長い場合は、外気温で温まらないよう注意が必要です。保冷バッグや保冷剤、氷などを活用することをおすすめします。(※5)

食中毒の予防を心がけよう!

気温や湿度が高い季節は細菌による食中毒が起こりやすく、手作りの料理や弁当によって食中毒の症状がでるおそれがあります。食中毒対策の基本は、細菌を「つけない・増やさない・やっつける」ということ。とくに生で食べる食品や、調理前の肉や魚などの取り扱いに気を配りましょう。

また、人間の手にも食中毒を引き起こす細菌が存在しています。料理するときはもちろん、食事の前にはしっかり手を洗ってくださいね。

【参考文献】

1 食中毒の原因と種類|農林水産省
2 食中毒予防の3原則|感染制御室|診療科のご案内|自治医科大学附属さいたま医療センター
3 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント|厚生労働省
4 食中毒(黄色ブドウ球菌)とは?|知っておきたい!家庭の感染と予防|サラヤ株式会社 家庭用製品情報
5 お弁当づくりによる食中毒を予防するために|農林水産省

(2020/06/24参照)

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