冷ましてから詰める
盛り付け前のごはんやおかずは別の皿に移し、冷ましてから弁当箱に詰めましょう。温かいまま入れると、弁当箱に蒸気がこもってしまいます。水分があると細菌が増えやすくなるため、注意してください。
また、煮物や和え物など、汁気が出やすいおかずは、十分に水気を切っておきましょう。ほかのおかずに水分がつかないよう、盛り付けカップや別の容器に詰めることをおすすめします。(※5)
涼しいところで保存する
完成した弁当を温かい場所に置いておくと、細菌が増殖しやすくなってしまいます。食べるまで、冷蔵庫で保存しましょう。むずかしい場合はなるべく涼しいところで保管し、早めに食べるようにしてください。
また、弁当を持ち歩く時間が長い場合は、外気温で温まらないよう注意が必要です。保冷バッグや保冷剤、氷などを活用することをおすすめします。(※5)
食中毒の予防を心がけよう!
気温や湿度が高い季節は細菌による食中毒が起こりやすく、手作りの料理や弁当によって食中毒の症状がでるおそれがあります。食中毒対策の基本は、細菌を「つけない・増やさない・やっつける」ということ。とくに生で食べる食品や、調理前の肉や魚などの取り扱いに気を配りましょう。
また、人間の手にも食中毒を引き起こす細菌が存在しています。料理するときはもちろん、食事の前にはしっかり手を洗ってくださいね。
【参考文献】
(2020/06/24参照)