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[防災の専門家発]今できる「命を守る3ステップ」解説!備え・在宅避難・持ち物[最新版]

(1)住宅用火災報知器の設置は義務

法律により決まっているすべての寝室、階段だけでなく、普段使っているすべての部屋に設置することがおすすめ。10年に1回電池が切れるので、本体ごと交換しましょう。

(2)初期消火の方法=消火器が最良

濡れ毛布やタオルをかぶせる方法もありますが、やはり最良は消火器です。住宅用消火器を準備しておきましょう

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(3)安全マークを取得した消火器を選ぶ

メインの消火器(粉末タイプまたは強化液タイプのもの)は日本消防検定会が検査・認証した検定マーク(写真)が付いているものを選びましょう。
追加でキッチン用に置きたい場合はエアゾール式簡易消火器でOK。NSマークが付いているものを選びましょう。使用期限も必ずチェックしましょう。

(4)消火器は一等地に置いておく

いざというときにすぐ手に取って使えるよう、リビングなど家の中の一等地に置いておくこと。キッチンに置く場合は、ガスコンロの奥側に置かないよう注意。もしもコンロから火が出たとき、炎にはばまれて手に取ることができなくなります。メインの消火器をリビングに、ミニタイプをキッチンに置いておくのもいいでしょう。

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(5)おしゃれな消火器を選ぶのもおすすめ

すぐに手に取れるよう目に見えるところに置いておくためには、インテリアになじむ気に入ったデザインのものを選ぶといいでしょう。悪目立ちするからと奥に追いやられ、いざというときにすぐに取り出せなくなっては意味がありません。

夜間停電時の照明と移動道具「枕元ポーチ」を用意する

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夜中に大地震や台風などで停電になり、避難しなければいけなくなった場合、玄関や非常持ち出し袋がある場所まで暗闇の中を歩いていかなければいけません。床には割れたガラスなどが散乱している危険性も。
寝室から玄関まで、安全に移動するために、準備しておきたいのが「枕元ポーチ」です。

枕元ポーチには暗闇を照らすLEDヘッドライトや、手足を守る軍手やスリッパ、助けを呼ぶための笛を、適度なポーチや袋に入れ、大地震でも飛ばされないよう枕元にガッチリ固定しておきます。

▼くわしくはこちら

【専門家監修】今そろえたい「防災グッズ全リスト」緊急避難時・在宅避難時・就寝時の備え

また、このほかに、停電すると自動で点灯するライトをコンセントにさしておいてもいいでしょう。

応急手当と救助の準備をする

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大きな災害が起きたときは、発生後3日間は人命救助が優先されます。
生き延びた人への支援は後回しになり、捻挫や軽い骨折ぐらいでは医療機関にかかれない可能性が高いので、最低限自分で処置できる道具(傷パッドや三角巾、包帯、テープ、消毒液、マルチツールなど)は準備し、できれば救命講習などを受けておくといいでしょう。

【ステップ2】避難計画と「非常持ち出し袋」の準備をしよう

建物は無事だった!助かった!
でも津波や洪水、土砂崩れなどが迫って来て、今すぐ避難しないと命が危ない!もしくはあともう1回大きな地震がきたら家が崩壊するかもしれない……。

こんなときに必要になるのが、避難計画と非常用持ち出し袋の準備です。

ハザードマップを見て、自宅周辺の危険と避難先を把握する

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▲東京都千代田区周辺のハザードマップのスクリーンショット
出典:ハザードマップポータルサイト

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