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[美容にも夏バテ予防にも]土用の丑の日はうなぎを食べてスタミナアップ!

美容

暑い日が続き、「だるくてやる気が出ない」「食欲がわかない」といった夏バテの症状を感じてはいらっしゃいませんか?そんなときに食べたくなるのがうなぎ。「うなぎ=スタミナ食」というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。今回はうなぎの栄養効果やダイエット中の食べ方のコツを解説いたします。

うなぎの基礎知識

実は秋~冬が旬!?

日本でうなぎの需要が高まるのは土用の丑の日がある夏ですが、実際の旬は秋~冬にかけての時期です。越冬するため、脂がのった柔らかい身になります。

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うなぎは国産?外国産?

最近では国産うなぎの生産量が減少し、値段もだんだんと高価になっているため、中国産や台湾産など外国産のうなぎが多く出回るようになっています。

国産と台湾産は二ホンウナギという種類で、身がやや固めで脂が少なめであっさりとした味わいです。中国産はヨーロッパウナギという種類で、身が柔らかく肉厚で脂が多いという特徴があります。それぞれ味や食感に違いがありますので、好みに合わせてうなぎを選択しましょう。

土用の丑の日の基礎知識

「土用の丑の日」ってどんな日?

「土用」とは季節を分ける立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間を指します。また、「丑の日」の丑とは十二支の丑です。土用の約18日間のうち、12周期で巡ってくる丑の日にあたるのが「土用の丑の日」です。

つまり、実際には土用の丑の日は1年に4回あるのですが、現在では土用の丑の日というと、夏の土用の丑の日のことを言います。ちなみに2020年は、7月21日(火)と8月2日(日)が土用の丑の日になります。

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土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜ?

土用の丑の日にうなぎを食べるようになった理由については諸説ありますが、最も有名なのは平賀源内が始めたという説です。平賀源内は江戸時代後期の発明家です。

知り合いのうなぎ屋から「旬でないうなぎを、夏でも多く売るためにはどうしたらよいか」と相談された平賀源内が「本日丑の日という貼り紙を店に貼る」というアイデアを出したところ、うなぎ屋は繁盛するようになり、他のうなぎ屋も真似するようになったことで、夏の土用の丑の日にうなぎを食べるという風習ができたと言われています。

うなぎの栄養効果

ビタミンAで若々しい美肌に!

うなぎに多く含まれるビタミンAには皮膚や粘膜の健康を保つ作用があり、美肌の維持につながります。また、ビタミンAには抗酸化作用があり、体内で過剰となった活性酸素の除去をする働きがあるため、細胞の老化を抑えアンチエイジングにつながります。

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ビタミンB1で疲労回復!

ビタミンB1は炭水化物の代謝に関わる栄養素で、効率よくエネルギーに変換する働きがあります。そのため疲労回復につながり、夏バテ予防・改善にも効果が期待できます。

ダイエット中でもうなぎを楽しむポイント

うなぎの定番メニューと言えば、うな重ですね。しかし、うな重は1人前あたり700~900kcalと高カロリーなので、ダイエット中は以下のポイントを意識してみましょう。

・ご飯は小盛りにする、あるいは少し残す。タレがかかっている部分は特に高カロリーなので、控えめにする。
・うな重だけだと糖質やたんぱく質に偏るので、出来るだけ副菜も取り入れる。メニューにない場合、次の食事の際には副菜多めにする。
・うなぎは脂質が多い食品なので、次の食事では脂っこい食材は避け、脂質が少ないササミや赤身肉、白身魚などを主菜として取り入れる。

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まとめ

うなぎを食べて元気に夏を乗り切ろう!

いかがでしたか?
うなぎは栄養価が高く、美容や夏バテ予防に役立つ食品です。ダイエット中の方は食べ方に気を付けつつ、うなぎを楽しんでくださいね。

出典:ウナギQ&A(日本養鰻漁業協同組合連合会) アクセス日:2020年6月4日
(http://www.wbs.ne.jp/bt/nichimanren/qa.html)

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