無料の会員登録をすると
お気に入りができます

生理前の過剰な食欲に悩んでいた私が実践しているシンプルな習慣とは

食べ物の選択

PMS期間は、思いのままに好きなものをたくさん食べることはなるべく避けるようにします。ホルモンへの働きが良いとされている食べ物を選んだり、生理期間の体が必要なものを摂るように心がけます。以下は、筆者の場合の例にはなりますが、参考になる部分はぜひ実践してみて下さい!

1. 塩辛いものは控える

先述したように、PMSの期間は女性ホルモンの影響で水分代謝が悪くなる時期。そのため、塩分の強い食べ物や刺激物は避けたほうが無難です。また、筆者は食品添加物もなるべく避けるようにしています。

シンガポールの人は塩分を嫌っているので、基本的に外食しても塩気の強い食事は少ないですが、食べるものによっては食品添加物が多く使われている場合が多いため、外食する際はなるべくオーガニックやナチュラル志向の高いレストランやカフェ、ファインダイニングに出かけるようにします。

自炊する時もこの期間は値段が高くてもオーガニック食材やシンガポール産の食材を選ぶようにしています。オーガニックや地産地消の食材は、味付けを過度にしなくても自然の味を楽しむことができるのでおすすめです。

2. 間食は栄養価の高いおやつを選ぶ

間食もしますが、PMS期とその後の生理期の体が必要とする栄養価の高いおやつをとるようにしています。

私はPMS期間に便通が悪くなることが多いので、腸に良いおやつを選ぶように心がけています。おすすめは「完熟バナナ+きなこ+蜂蜜と無糖ヨーグルト」。便通も良くなる上、甘いものへの執着もなくなります。自然の甘みを活かしたおやつなので、罪悪感もゼロ。

イライラした時や、どうしても甘いものが食べたい時は、蜂蜜で甘さを調整したココアや80%カカオチョコレートを手に取ります。カカオに含まれるポリフェノールには、ストレスホルモンの分泌を抑えて、イライラの防止にもなるそう。

3. さくらんぼを1日10粒

現在、アーユルヴェーダを勉強中の筆者。そのなかで知ったのが、PMS期間にはさくらんぼを10粒食べると良いということ。

アーユルヴェーダ

さくらんぼには、糖質・ビタミン・ミネラルが少しずつバランスよく含まれています。なかでも 鉄分の含有量がトップクラス。鉄分が経血により失われる生理期間に備えて、PMS期間は積極的に摂りたい食材。

果物はカラダを冷やす作用もありますが さくらんぼは体温を上げてくれる果物。さらにむくみを改善するカリウムも豊富なこともPMS期間に摂りたいのも納得の理由。

PMSは食べ物と向き合うチャンス

picture

Photo by Pablo Merchán Montes on Unsplash

「たくさん食べたい!」とサインが出ている時こそ食べ物や食べ方を向き合う良い時期なのだと思います。

筆者はPMS期間に自分の食欲を向き合うようになってから、PMS以外も食べ方に気を使うようになりました。食べ物って自然(地球)からの恵み。自然に感謝しながら食べていきたいです。

人の心や体は、それぞれ異なります。筆者が実践していることがあなたに合うかどうかは分かりませんが、決して悪い方法ではないと思うので興味のある方はぜひ参考にして下さい!

ライター/桑子麻衣子

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインストラクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

全米ヨガアライアンス
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ