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[12/14〜12/20の運勢]12月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

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2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2020年下半期の運勢

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

うそもまことなりけり

今週のおひつじ座は、秘めてきた思いがふつふつと湧き上がってくるような星回り。

「狐火(きつねび)」とは、夜に山谷や墓地などで青白く浮かび上がる燐光のこと。「わが身より狐火の立ちのぼるとは」(藺草慶子)は、身の内の激しく、秘められたエロスが狐火に化身する瞬間を詠んだものです。

闇夜のなかを妖しく光っている燐光は不思議な恐ろしさをたたえつつも、どこか胸を打つ美しさを感じさせます。おそらく、近代以前にはそうしてひとり狐火を吐いたり、はたまた、日中には表に出せない情念を燃え上がらせて狐火を起こしていた二人がそこかしこにいたのではないでしょうか。

少なくとも、人間以外のものになる敷居は今よりずっと低かったはず。あなたもまた、これまでどこか超えられずにいた一線を超えていく情熱と渇望とを改めて燃え上がらせていくことになるでしょう。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

古代人として生きる

今週のおうし座は、「脱中心」の世界観へと開かれていくような星回り。

キリスト教以前に栄えた文字を持たなかったケルト民族の代表的な装飾素材に、渦巻紋様トリスケル(Triskell)があげられます。トリスケルは古代ケルト人の死生観を表わす生、死、再生の象徴であると解釈されてきましたが、最近では火、水、土といった新たな意味付けも生じてきています。

鶴岡真弓さんと辻井喬さんの対話『ケルトの風に吹かれて』はいま改めてそんなケルト文化のどこに注目するべきか、大いに示唆を与えてくれるように思います。ケルトがあえて文字を持たなかったのは、単に未開で洗練されていなかったからではなくて、文字で表わすことができない文化をどんどん発達させていくためだったのではないか。

そしてそれは人間と自然、肉体、過去と未来などが明確に区別していく、近代合理主義的な知とはまったく異なる知の象徴的な姿でもあったのではないでしょうか。あなたもまた、自分のもとからいったんは失われてしまったものをいかにして取り戻していくべきかということについて、改めて真剣に意識が向いていきそうです。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

どすこい私、どすこい世界

今週のふたご座は、質の異なる相手とぶつかりあっていくような星回り。

「パン種を叩きつけたる息白し」(矢野玲奈)という句で読まれているのは、おそらく冬の台所でパンを作っている風景。「叩きつけたる」ほどにパンづくりに熱中しているその現場では、小麦粉の白や、エプロンの白だけでなく、吐く息の白まで重なっていくという。そう聞くと、だんだん相撲の朝稽古のような情景さえ浮かび上がってくるようです。

……いや待て。そんなはずはない。相撲とパン作りを重ねるなんて、やっぱりありえない。そんな言い分も分からないではないけれど「ひとり相撲」という立派な言葉だってあるのだから、パン作りだって立派な格闘技であり、台所だって戦場と言えるでしょう。

きっと掲句の作者もまた、そんな数々の戦いの合間で、ひとり静かに息を吐いていたに違いない。あなたもまた、どこかで自分のひとり相撲を愛しつつも、同時に誰か何かに向かって着実に開かれていく感覚を深めていくことでしょう。

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