アルミ製ののフライパンってくっつくし、なんだか使い辛そうなんて思っていませんか?ですが、正しい使い方を知ればとても便利!アルミフライパンに抵抗のある人も、これを読めばきっとアルミフライパンを使ってみたくなるはずです。
ちあき
アルミフライパンが人気です
皆さんは、アルミのフライパンと聞くと何を思い出しますか?
イタリアンのシェフがパスタを煽ってる姿でしょうか?フレンチのシェフがソースを混ぜている姿でしょうか?
どちらにしてもアルミフライパンと聞けば、一般家庭でよく使われているイメージではなく、おしゃれなお店で使われているイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。ですが、実はここ最近、料理好きな人の間ではアルミフライパンがちょっとしたブームのようなのです。
そこで、今回はアルミフライパンの特徴や、ぜひともアルミフライパンを使って作ってほしい料理をご紹介します。
アルミフライパンの特徴と魅力はココ!
では、なぜここ最近アルミフライパンがブームとなっているのでしょうか。通常のフライパンとの違いは?アルミフライパンにはいったいどのようなメリットがあるのでしょうか。
その1:軽い
まず、アルミフライパンの特徴としては軽いことです。鉄やステンレスのフライパンに比べても、とても軽いフライパンです。ですから、女性でも比較的簡単にフライパンを煽ることができます。
その2:火力調整しやすい
熱伝導がとても良いので、火力調整がとてもしやすいフライパンです。アルミはフライパンの中でも熱伝導が一番良いとも言われているので、弱火調理でも十分に食材に火を通すことができます。
その3:食材の状態がわかりやすい
テフロンや鉄のフライパンの内側は黒いものがほとんどですよね。それに比べ、アルミフライパンはフライパンの内側も銀色なので、食材やソースの色、状態がとても分かりやすく、お手入れも容易で衛生的といえるのではないでしょうか。
その4:水分をとばしやすい
熱伝導が良いフライパンなので、ソース作りの水分調整もしやすく、ワインや料理酒を入れた時のアルコールを飛ばすことも簡単にできます。
その5:使い込むとくっつかない
アルミフライパンはテフロン加工されたフライパン等に比べると、食材がフライパンにひっつきやすい性質を持っています。ですので、アルミフライパンを使用する際は毎回油ならしをする必要があります。
そうした油ならしをしていくうちにフライパン自体に程よい油が残った状態となり、食材がひっつきにくくなる。という訳なのです。
アルミフライパンの欠点
メリットがたくさんあるアルミフライパンですが、もちろん多少の欠点はあります。
・ひっつきやすい
・取手が熱くなる
・高温、酸、アルカリに弱いので、高温調理の料理には不向き
・油なじみが良いフライパンではないので、炒め物や焼き物調理には不向き
・料理初心者向きのフライパンではない
・IH調理器では使用できない
アルミフライパンの欠点だけを見ていると、とても使いにくいフライパンのようにも思われがちですが、食材や調理法によって使い分けをするととても便利なフライパンです。
パスタのような水分の多い料理にはとても適していますので、イタリアンのお店ではよく使用されています。ある意味、パスタ専用のフライパンと言っても過言ではないかもしれませんね。
アルミフライパンのお手入れ方法
購入後のお手入れ
フライパンを調理で使う前にまず、お米のとぎ汁とくず野菜を一緒に煮立たせます。そうすることによって、アルミを酸やアルカリから守ってくれます。また、黒ずみや変色を防ぐ効果もあります。
油ならしをする
アルミフライパンはもともとひっつきやすいので、使う度に油ならしをする必要があります。油ならしをすることによって食材のひっつきを防ぐことができます。
洗い方
アルミフライパンは普通に中性洗剤で洗っても問題はありません。焦げ付いてしまった時はフライパンに少し水を入れ、軽く沸騰させ、冷ましてからたわし等で洗ってください。ちなみに、金属たわしはフライパンの表面に傷をつけてしまうので、おすすめしません。
また、フライパンが黒ずんできた時は水とレモンを10分前後煮立たせると、黒ずみを取り除くことができますよ。