気づけばもう師走! 恒例の年末大掃除は、賢い方法を知って効率よく済ませてしまいましょう。この記事では、特にやっかいなキッチン掃除の方法をまとめてご紹介します。家事代行マッチングサービス・タスカジのミホさんに、時短のコツや掃除道具の選び方を聞きました。
年末の大掃除は賢く時短!
新たな気持ちで新しい年を迎えるためにも、年越し前に済ませておきたいのが大掃除です。しかし、日頃掃除できない部分を一気にキレイにしようと思っても、時間が足りなくてやりきれなかったという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
本記事では、連載企画「キッチンの賢い掃除方法」で家事代行マッチングサービス・タスカジのミホさんに教えてもらった、掃除のポイントをまとめてご紹介します。
効率よく掃除するには順番を意識!
頻繁に使ううえに食べ物で汚れやすいキッチンまわりは、大掃除で真っ先にキレイにしておきたい場所。ミホさん曰く、効率よく掃除するには順番が大切とのこと。つけ置きしている時間を考慮して、以下の手順でおこないましょう。
1. コンロと換気扇
2. 電子レンジ
3. 冷蔵庫
4. シンク
ミホさん直伝の時短テクニックを参考にして、年末の大掃除を簡単に終わらせましょう!
掃除方法を教えてくれた人
タスカジ ハウスキーパー / ミホ
1. コンロと換気扇
こびりついた油汚れがやっかいなコンロ。しかし、身近にある道具を使うだけ驚くほど簡単に掃除できます。ミホさん流の掃除テクニックを伝授していただきました。
「五徳やグリルなどコンロまわりのパーツは、ベタベタとした油汚れや焦げがこびりついている場所。頑固な汚れは落とすのが大変ですが、ゴミ袋にセスキを入れてつけ置きするだけで簡単に落とせます。
100円均一ショップで買える、マイクロファイバーぞうきんを使うのもポイントのひとつ。コンロの天板を最後に乾拭きするだけで、プロの仕上がりになりますよ」
「ゴミ袋を二重に重ねたら、50度のお湯とセスキの粉を大さじ1杯程度入れてつけ置きします。30分から1時間ほどつけると汚れが融解して、ベトベトした油の塊でも落ちやすくなりますよ。
ゴミ袋の端をハサミで切れば、シンク全体を汚さずにお湯を捨てれるので後処理も簡単! 」
「換気扇は油とホコリが混ざって汚れやすい場所です。しかし、重曹入りのダスターとセスキを使えば、アルカリ性洗剤のダブルパワーで驚くほど汚れが落ちますよ。
コンロの天板も同じ洗剤類で掃除できるので簡単です。仕上げはマイクロファイバーぞうきんでピカピカに仕上げてくださいね」
頑固な油汚れがするっと落ちる様子に取材陣もびっくりしました! 詳しい掃除手順は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
2. 電子レンジ
2番目は、電子レンジの掃除方法を紹介します。ポイントとなる洗剤はセスキ炭酸ソーダ。詳しくミホさんに教えていただきました。
「アルカリの性質が強いセスキ炭酸ソーダは、重曹よりも油汚れに強いのが特徴です。また、ナチュラルな洗剤なので、食品を扱う電子レンジにはぴったり。
重曹入りのウェットダスターと合わせれば、さらにアルカリ性が強くなるので頑固な油汚れも落ちやすくなりますよ」
「電子レンジの掃除はセスキ水を加熱して、ウェットダスターで拭くだけ。
加熱されたセスキは蒸気になって電子レンジ内に広がり、油汚れを落としやすくしてくれます。セスキの粉は粒子が細かく、水に溶けやすい。この特徴が時短につながるんです」
硬くなってこびりついた油汚れが、セスキで簡単にオフできるのはうれしいですね。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。