安くてどんな料理にも合う「もやし」。実はそんなもやしも、冷凍保存ができるんです。もやしを冷凍庫に常備しておけば、料理をする際にとっても便利ですよね!今回は、もやしの冷凍保存方法や冷凍もやしを使ったレシピなどをまとめてご紹介します。
ニコライ
便利で栄養満点「もやし」
毎日料理をしようとすると、献立に困ったり、食費がかかってしまったり、悩みは尽きないものですよね。とはいえ、同じメニューばかり出すというわけにもいきません。
そんな日々の食卓で大活躍してくれている食材があります。それが「もやし」なんです。もやしは家庭の味方と言われている野菜。料理のボリュームアップをすることもできますし、なんといってもその「安さ」が人気の理由です。そして「ビタミンC」「食物繊維」が豊富に含まれているため栄養素も高いのです。
使い勝手のいい野菜だからこそ、安売りをしているタイミングでついつい多く買ってしまうこともあるかもしれません。そんな時こそ冷凍保存することをおすすめします。意外に知られていない事実ですが、もやしは冷凍保存することができるのです。賞味期限が特別長いというわけではないもやしですから、冷凍しておけたらとっても助かりますよね。
しかし、ただ冷凍庫に入れておけばいいというものでもないのです。今回はそんなもやしの冷凍保存の仕方を紹介させていただきます。コツを知って、たくさん買ってもだめにしてしまうことのないようにしましょう。
もやしの冷凍保存方法
未開封の状態でそのまま袋ごと冷凍する
買いすぎてしまった場合は、冷凍することをオススメします。冷凍するときのポイントとしては「未開封のまま」冷凍することです。未開封の状態であれば、密閉されているため、劣化するまでの期限を少し延ばしてくれます。
茹でてから保存する
もう1つの保存方法としては、「茹でてから保存」することです。一度、熱を通すことで、殺菌された状態となります。その状態で保存することで劣化を防ぐことにも繋がります。また、一度熱を通しているので、解凍した時にすぐに調理することも可能になります。
冷凍もやしの解凍方法と注意点
冷凍保存することによるメリットは伝えさせていただきました。その場合で1つ注意点があります。袋ごと冷凍保存する場合は、必ず袋につまようじなどで小さな穴を開けましょう。空気が少し入ることで、鮮度よく解凍できるようになるからです。
また一度冷凍保存をすると、解凍するときには水分が出てしまうので、買ったばかりのような「シャキシャキ感」を感じることは出来ません。そのため、サラダに入れるなど、シャキシャキ感重視のメニューに使ってしまうと、物足りなさを感じてしまいます。
そのため、冷凍したもやしを使う場合は、焼いたり、煮たりする料理に使うほうが向いているといえます。
お酢を加えると
また、解凍したもやしに「お酢」を加えることで、シャキシャキ感を取り戻すことも出来ます。さらにお酢を加えることで少し長めに保存できる効果もあります。
冷凍保存したもやしの活用レシピ8選
冷凍したもやしは味がしみこみやすくなっているため、じっくりと味を染みこませる料理に適しています。
そのため、先ほども申し上げたように、シャキシャキ感が重要なサラダなどの料理にはあまり向きません。ではどんなレシピに合うのか、紹介していきたいと思います。
1.千切りダイコンと冷凍もやしのお汁
夜中に食べても問題ないヘルシーレシピです。大根を細かく切って冷凍もやしと一緒に煮たら完成です。簡単お手軽レシピです。
2.ピリ辛もやし
冷凍もやしをレンジで1分ほど加熱し水分を捨て、醤油、ラー油、胡麻油を加えてまぜ合わせ、小口ネギをふりかけてたら完成です。あっという間にできますよ!
3.冷凍もやしのちゃんぽうどん
具材を適当なサイズにカットし、油をひいた鍋に、豚肉や人参など火の通りにくい具材から順に炒めていきましょう。水、牛乳、ウェイパー、塩コショウ、醤油を加え、弱火でひと煮立ちしたら茹でたうどんを加えて完成です。
4.もやしとおからのキムチお好み焼き
おから、薄力粉、牛乳、粉末かつお節、冷凍もやし、刻みねぎ、キムチの素、卵、ゆで海老、凍ったままのもやしをボウルで混ぜ合わせます。フライパンに油を引き、混ぜ合わせたものを両面焼いてきつね色になったら完成!ソース、マヨネーズ、かつお節をかけてお召し上がりください。