今回はたけのこをフリッターにした旬のおつまみレシピをご紹介します。「揚げ物はちょっとなー…」という方も心配しないで!フリッターって、実は天ぷらやカツよりも簡単に揚げられるんです。衣にあおさを加えると、磯の風味でおいしさもアップしますよ。
前田未希
春のおつまみレシピ
フリッターは天ぷらやフライに比べて、あまり作り慣れないイメージがありますよね。でも実は、揚げ物ビギナーにおすすめの揚げ物って知っていましたか?
衣作りに温度や技術が要される天ぷらに比べて、フリッターはコツがいりません。衣を氷水で冷やす必要もなく、ベーキングパウダーで簡単にサクサク食感に仕上げられます。時間が経ってもサクサクなので、パーティーなどのおもてなしにもおすすめですよ♪
『たけのこのあおさフリッター』の作り方
分量(作りやすい量)
茹でたけのこ 1本(300g前後)
卵 1個
あおさ(乾燥) 5g
薄力粉 1カップ
A水 100cc
Aベーキングパウダー 小さじ1/2
A塩 ひとつまみ
作り方
①あおさは水で戻し、ザルにあけて水気を切る。
②たけのこは食べやすい大きさに切る。
③卵黄と卵白に分け、卵白はツノが立つまで泡立てる。
④別のボウルに、卵黄とAを入れて混ぜる。
⑤メレンゲと薄力粉を加えて、さっくり混ぜ合わせる。
メレンゲの泡が消えないように、ゴムベラなどで切るように混ぜましょう。あまりしっかりと混ぜすぎず、多少粉っぽさが残る程度でOKです。
⑥たけのこをくぐらせて、全体に衣をつける。
⑦160℃に温めた油に衣をつけたたけのこを入れ、両面カリッと揚げる。
油の温度が下がらないように、1〜2個ずつゆっくりと入れていきましょう。入れてから1分くらい経つまで触らないようにすると、衣がばらけません。揚げ時間は3〜4分を目安にしてくださいね。時折ひっくり返して、両面がカリッと揚がるようにしましょう。
⑧バットにあげて、余分な油を落とす。塩で味付けする。
油を落とすタイミングで、全体に軽く塩をまぶします。冷めてからまぶすよりも味なじみが良くなりますよ。
サクふわ衣にコリコリな筍がマッチ!
卵白を泡立てることで、あおさたっぷりでもふわっと軽い衣になります。衣とたけのこのコリコリとした食感が小気味よく、ついパクパクつまんでしまいますよ。
あおさの風味が強いので、味付けは塩をまぶすだけで大丈夫。のり塩味が好きな人にはたまらない味わいに♪
残った衣の素で、ごぼうや人参をかきあげにしたり、鶏肉や海老を揚げるのもおすすめですよ。ぜひ試してみてくださいね。