アラフォーなのに体内年齢18歳の菜月さん
透き通るような肌、イノセントな笑顔が素敵なモデルの菜月さん。でも実はアラフォーというから驚きです。血液検査でも「体内年齢18歳」という診断結果を得るほどですが、その美の秘密はどこにあるのでしょう。
外から内から取り入れる発酵の力を味方に
艶やかで明るい肌の秘訣は、2回にわたって紹介している、発酵食を取り入れた生活習慣はもちろん、部屋の中も発酵の力で整えることとか。「部屋の中も腸内環境と同じ。「発酵」に必要な菌が生きやすいように整える、魔法の水があるんです」。それが今回ご紹介する「発酵レモン水」。掃除に洗顔に、今回もあれこれ使える「美」の味方!
部屋もBODYもキレイになる「発酵レモン水」!
発酵水とは米のとぎ汁を発酵させたもの。米のとぎ汁を常温で置いておくと、米の糖分によって植物性乳酸菌が増えて発酵が進みます。乳酸菌が出す乳酸に期待できるのが、殺菌力。これを利用して、掃除に洗顔にと役立てている菜月さん。「私はぬかのニオイが気になるので、レモンの皮を入れています。長持ちさせるために塩も入れれば、1週間くらい持ちますよ」
発酵レモン水の作り方
材料
米または玄米のとぎ汁 500cc
塩 小さじ1
レモンの皮などの柑橘類(スライス) 1~2枚
作り方
①米または玄米をボウルなどに入れてとぐ。1回目のとぎ汁は、不純物やほこりなどが入っているため捨てるのがベター。
②密閉容器にとぎ汁と塩、柑橘類の皮(今回はゴールデンオレンジを使用)を入れて密閉し、常温で1日発酵させたら出来上がり。発酵は日々進むので、1日1回は蓋を開けて、ガス抜きをしましょう。
「発酵レモン水」をとことん活用! 一週間スケジュール
発酵レモン水は1週間持ちますが、日がたつほどに発酵が進み、酸性が強く香りも強くなっていくので、用途を変えながら使うのもオススメ! そこで1週間の使いこなしレシピをご紹介。
1週間を終えた頃、肌も部屋もピカピカに!
1〜2日目♡「拭き取り化粧水」として
殺菌効果があり、適度な油分もある発酵レモン水は拭き取り化粧水としても最適。「メイクをアマニオイルなどで落とした後、発酵レモン水を染み込ませたコットンで拭き取ります。適度な油分でしっとりしますよ」
3〜4日目♡「水キムチ」にして腸をキレイに
乳酸発酵を利用して作る韓国の水キムチ。同じく乳酸菌ウォーターでもある「発酵レモン水」を使えば自家製水キムチができちゃうというわけ! 乳酸菌を取り入れることで、腸の善玉菌を増やせば、体も心も元気な状態に。また、水キムチは、具を食べるだけでなく、乳酸菌たっぷりな発酵水を摂ることも大切。菜月さんは「水キムチのスープをそのまま飲んだり、冷麺のスープにしたり。食欲がないときはご飯にかけて食べたりしています」
水キムチの作り方
大根菜などの青菜が漬かりやすくオススメ。青菜は3cmほどに切り、野菜は細かく切ると早く食べられるので、大根は薄くスライス、白菜も粗めのみじん切りにします。塩(材料の10%の塩)をまぶして10分くらいおきます。しんなりしてきたら、手で軽く野菜の水分を絞り、保存容器に入れます。そこに発酵レモン水+塩小さじ1を、野菜が浸かるまで注ぎます。お好みですりおろした生姜を入れ、最後にスライスレモンをのせて出来上がり。
そのまま冷蔵庫にいれて、一晩寝かせて味がしみたら食べごろ。2週間を目安に食べきりましょう。辛いのが好きな方は、青とうがらしを少しスライスして入れてみて。爽やかな辛さと乳酸菌の酸味で食欲のないときの栄養補給にもなります。
5〜6日目♡「掃除スプレー」にして家じゅうピカピカ
発酵レモン水をスプレーボトルに詰め替えて、床や窓、テーブルなど、シュシュっと拭き掃除。「乳酸の効果で汚れがよく落ちるんです。米ぬかによって適度な油分があるので、フローリング掃除にも最適。フロアモップに発酵レモン水を染み込ませて拭けば、ツヤツヤになりますよ」