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だるい、末端冷え、立ちくらみ…その不調「鉄欠乏症・隠れ貧血」が原因かも?[鉄不足を防ぐ食べ方]

ライフスタイル

ヴィーガンやマクロビオティックなどヘルシーな食生活を実践する人が陥りがちな「鉄欠乏症貧血」。「鉄欠乏症貧血にならないための食べ方」を、マクロビオティック歴15年で腸セラピストの ≪素果子|sugashi≫ 店主、半田葉子さんが解説します。

【シュウ酸】ほうれん草・さつまいも・アーモンド・未熟なバナナ・チョコ・ コーヒー・緑茶(玉露・抹茶)

さつまいもも「完全食」、おやつの代わりにさつまいもやアーモンド、バナナやカカオ多めのチョコレート…という方も多いのではないでしょうか。これらはどれも「身体に良い食べもの」というイメージが強いですよね。ただしシュウ酸も「鉄分の吸収」という点では注意が必要です。

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鉄分はビタミンCや「酸」と一緒に摂ると吸収率が高まります。また、ビタミンCは水に溶けやすい性質があります。ビタミンCの多いさつまいもは茹でるより蒸す、バナナのスムージーにレモンを少し加えてみる、ほうれん草の梅海苔和えなど…、調理に「酸」を加えてみましょう。

10代~40代の女性は生理があるので鉄欠乏性貧血になりやすいですが、閉経後の女性や生理のない男性は過剰になる場合もあります。鉄分過剰になると便秘や胃腸障害、亜鉛の吸収阻害や坂ストレスのリスクが増加したり、男性は特に糖尿病になるリスクが増える場合があります。ビタミンCなどは過剰に摂取すると尿などで体外に排出されますが、鉄分は体内に蓄積されやすいので注意が必要です。健康診断でフェリチン値をチェックしたり、献血をするのも良いかもしれませんね。

私たちはどうしても「これは良い」「あれは悪い」と判断しがちです。食べ物も物事もある人にとっては「良い作用」もあれば、ある人にとっては「良くない作用」もあります。ご自身の心身と対話しながら、バランスの良い状態を探ってみてくださいね。

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